特許
J-GLOBAL ID:202103012374611150

コンクリート中鉄筋の腐食箇所検出装置及びその検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 儀一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2020-083852
公開番号(公開出願番号):特開2021-179336
出願日: 2020年05月12日
公開日(公表日): 2021年11月18日
要約:
【課題】本発明は、非破壊検査であってもコンクリート構造物内において腐食した鉄筋の測定範囲が明確化でき、もって鉄筋の腐食箇所推定が容易となり、コンクリート構造物を局所的に破壊する必要がないコンクリート中鉄筋の腐食箇所検出装置及びその検出方法を提供する。【解決手段】本発明は、コンクリート構造物の測定面1に設置する一対の対極2と、該一対の対極2に通電する高周波の交流電流と低周波の交流電流とを有する交流電源4と、前記一対の対極2間に通電した電流値を測定する電流計5と、前記コンクリート構造物の測定面1の基準電位を測定する基準電極3と、前記一対の対極2に前記それぞれの交流電流を通電した後の前記対極近傍略下側のコンクリートの電位を各々測定する走査電極6と、前記基準電極3と走査電極6とによりコンクリート構造物の基準電位と対極近傍略下側の電位との電位差を計測する電位差計7とを有する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
コンクリート構造物の測定面に設置する一対の対極と、該一対の対極に通電する高周波の交流電流と低周波の交流電流とを有する交流電源と、前記一対の対極間に通電した電流値を測定する電流計と、前記コンクリート構造物の測定面の基準電位を測定する基準電極と、前記一対の対極に前記それぞれの交流電流を通電した後の前記対極近傍略下側のコンクリートの電位を各々測定する走査電極と、前記基準電極と走査電極とによりコンクリート構造物の基準電位と対極近傍略下側の電位との電位差を計測する電位差計とを有し、 前記それぞれの交流電流通電時に測定された電流値と電位差値により前記対極近傍略下側の電位差の程度を求め、求められた電位差の程度によりコンクリート構造物に埋設された鉄筋の腐食箇所を検出する、 ことを特徴とするコンクリート構造物に埋設された鉄筋の腐食箇所検出装置。
IPC (2件):
G01N 27/26 ,  G01N 17/04
FI (4件):
G01N27/26 351P ,  G01N27/26 351F ,  G01N27/26 351K ,  G01N17/04
Fターム (6件):
2G050AA01 ,  2G050AA02 ,  2G050BA02 ,  2G050EA06 ,  2G050EB03 ,  2G050EC05
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)
引用文献:
出願人引用 (1件)
  • 非破壊による鉄筋腐食速度評価法の提案、-モルタル試験体を用いた四端子交流インピーダンス法の適用性の検
審査官引用 (1件)
  • 非破壊による鉄筋腐食速度評価法の提案、-モルタル試験体を用いた四端子交流インピーダンス法の適用性の検

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