特許
J-GLOBAL ID:202103016892856464
耐熱性ミスマッチエンドヌクレアーゼによる核酸の切断方法
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
特許業務法人平木国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2020-043919
公開番号(公開出願番号):特開2021-141868
出願日: 2020年03月13日
公開日(公表日): 2021年09月24日
要約:
【課題】本発明は、多数配列を含む核酸、及び少数配列を含む核酸を含む核酸集団において、少数配列を含む核酸を除去することができる方法を提供することを課題とする。【解決手段】一実施形態において、本発明は(i)加熱処理により、核酸集団中の二本鎖核酸を解離させる工程、(ii)冷却処理により、解離した核酸をハイブリダイゼーションさせる工程、及び(iii)多数配列を含む少なくとも一つの核酸に由来する核酸鎖と少数配列を含む少なくとも一つの核酸に由来する核酸鎖のハイブリダイゼーションによって生じるミスマッチ塩基を含む二本鎖核酸を、少なくとも一つの耐熱性ミスマッチエンドヌクレアーゼにより切断する工程を含む、少数配列を含む少なくとも一つの核酸を切断する方法に関する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
多数配列を含む少なくとも一つの核酸、及び多数配列とは一又は複数の塩基が異なる少数配列を含む少なくとも一つの核酸を含む核酸集団において、少数配列を含む少なくとも一つの核酸を切断する方法であって、
(i)加熱処理により、前記核酸集団中の二本鎖核酸を解離させる工程、
(ii)冷却処理により、解離した核酸をハイブリダイゼーションさせる工程、及び
(iii)前記多数配列を含む少なくとも一つの核酸に由来する核酸鎖と前記少数配列を含む少なくとも一つの核酸に由来する核酸鎖のハイブリダイゼーションによって生じるミスマッチ塩基を含む二本鎖核酸を、少なくとも一つの耐熱性ミスマッチエンドヌクレアーゼにより切断する工程を含み、
前記耐熱性ミスマッチエンドヌクレアーゼが、配列番号1又は3で示されるアミノ酸配列、配列番号1又は3で示されるアミノ酸配列において1若しくは数個のアミノ酸が欠失、置換又は付加されたアミノ酸配列、又は配列番号1又は3で示されるアミノ酸配列に対して90%以上のアミノ酸同一性を有するアミノ酸配列を含む、方法。
IPC (5件):
C12N 15/10
, C12N 15/09
, C12N 15/11
, C12N 9/16
, C07K 14/195
FI (6件):
C12N15/10 Z
, C12N15/09 Z
, C12N15/11 Z
, C12N15/10 200Z
, C12N9/16 Z
, C07K14/195
Fターム (11件):
4B050CC04
, 4B050DD02
, 4B050EE10
, 4B050LL05
, 4H045AA10
, 4H045AA20
, 4H045AA30
, 4H045BA10
, 4H045CA11
, 4H045EA60
, 4H045FA74
引用特許:
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