特許

J-GLOBAL ID：202103020489156972

分析用試料の調製方法、分析方法および分析用試料の調製用キット

発明者： 西風 隆司 ,  古川 潤一 ,  花松 久寿 ,  横田 育子
出願人/特許権者： 株式会社島津製作所
代理人 (2件)： 永井 冬紀 ,  森本 卓行
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2019-192037
公開番号（公開出願番号）：特開2021-067524
出願日： 2019年10月21日
公開日（公表日）： 2021年04月30日
要約：

【課題】新規なメカニズムによりシアル酸を修飾する方法を提供する。【解決手段】分析用試料の調製方法は、糖鎖を含む試料からの分析用試料の調製方法であって、糖鎖に含まれるシアル酸の少なくとも一部を、ラクトン化以外のエステル化に供するエステル化反応を行うことと、試料と、エステル化により修飾されているシアル酸と反応させるアンモニア、アミン、ヒドラジン、ヒドラジン誘導体およびヒドロキシアミンならびにこれらの塩からなる群から選択される少なくとも一つの化合物を含む、アミド化反応溶液とを接触させ、エステル化により修飾されているシアル酸のエステル化修飾をアミド化修飾に変換するアミド化反応を行うこととを備える。【選択図】図7

請求項（抜粋）：

糖鎖を含む試料からの分析用試料の調製方法であって、 前記糖鎖に含まれるシアル酸の少なくとも一部を、ラクトン化以外のエステル化に供するエステル化反応を行うことと、 前記試料と、前記エステル化により修飾されているシアル酸と反応させるアンモニア、アミン、ヒドラジン、ヒドラジン誘導体およびヒドロキシアミンならびにこれらの塩からなる群から選択される少なくとも一つの化合物を含む、アミド化反応溶液とを接触させ、前記エステル化により修飾されているシアル酸のエステル化修飾をアミド化修飾に変換するアミド化反応を行うこととを備える分析用試料の調製方法。

IPC (4件)：

G01N 1/28 ,  G01N 30/06 ,  G01N 30/88 ,  G01N 27/62

FI (4件)：

G01N1/28 J ,  G01N30/06 A ,  G01N30/88 N ,  G01N27/62 V

Fターム (8件)：

2G041CA01 ,  2G041DA04 ,  2G041FA10 ,  2G041FA12 ,  2G041JA02 ,  2G052AB17 ,  2G052GA24 ,  2G052GA27

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 試料の調製方法および分析方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2018-036367   出願人：株式会社島津製作所
• 分析用試料の調製方法および分析方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2016-256350   出願人：株式会社島津製作所
• α2,6-シアロ糖鎖とα2,3-シアロ糖鎖とを識別する方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2011-216474   出願人：住友ベークライト株式会社
• シアロ糖鎖をアミド化修飾する方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2011-277091   出願人：住友ベークライト株式会社