特許
J-GLOBAL ID:202103021047591935

鉄道車両の異常検知方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人コスモス国際特許商標事務所
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-194180
公開番号(公開出願番号):特開2018-054567
特許番号:特許第6833434号
出願日: 2016年09月30日
公開日(公表日): 2018年04月05日
請求項(抜粋):
【請求項1】 鉄道車両の振動を測定して異常を検知する、鉄道車両の異常検知方法において、 前記鉄道車両の特定部位に生じる前記振動を測定するセンサ部と、 該センサ部で測定された前記振動の信号を所定の条件でサンプリングするサンプリング部と、 該サンプリング部でサンプリングされた前記振動の信号から異常の有無を判定する演算部と、を使用し、 前記演算部にて、 前記振動の信号に基づく振幅値と、前記振動の前記振幅値が第1の閾値よりも連続して超えている距離に基づく継続距離値、又は所定距離を前記鉄道車両が進む間に前記振動の前記振幅値が前記第1の閾値を超えた割合に基づく相対度数値を求め、前記振動に関する判定情報とし、 前記演算部と通信可能な記憶装置に、 前記振幅値に関する尺度を第1軸とし、前記振幅値に関する尺度、前記継続距離値に関する尺度、又は前記相対度数値に関する尺度の何れか1つを第2軸とし、故障判定を行う第1領域と、要注意範囲を示す第2領域と、正常作動範囲を示す第3領域に分けられた第1エリアマップ、又は、前記継続距離値に関する尺度を第1軸とし、前記相対度数値に関する尺度を第2軸とし、前記第1領域と前記第2領域と、前記第3領域に分けられた第2エリアマップを記憶し、 前記演算部にて、 前記第1エリアマップ又は前記第2エリアマップに対して、前記判定情報が前記第1領域または前記第2領域に含まれるか否か判断して異常判定を行い、 前記第1領域は、 前記第1軸に直交する第1の閾値直線以上で、かつ前記第2軸に直交する第2の閾値直線以上の領域であり、 前記第3領域は、 前記第1軸に直交する第3の閾値直線以下で、かつ前記第2軸に直交する第4の閾値直線以下の領域であり、 前記第2領域は、 前記第1領域と前記第3領域を含まない領域であり、 前記振動の信号に基づく前記振幅値は、最大値又は中央値又は平均値又は実効値を用いていること、 を特徴とする鉄道車両の異常検知方法。
IPC (2件):
G01H 17/00 ( 200 6.01) ,  B61F 5/24 ( 200 6.01)
FI (2件):
G01H 17/00 Z ,  B61F 5/24 Z
引用特許:
審査官引用 (10件)
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