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J-GLOBAL ID:202202230589829469   整理番号:22A1070702

ニホンジカの父性遺伝Y染色体単純配列反復の開発,およびそれらの遺伝子構造,人工的導入,種間交雑解析における応用

Development of paternally-inherited Y chromosome simple sequence repeats of sika deer and their application in genetic structure, artificial introduction, and interspecific hybridization analyses
著者 (6件):
資料名:
巻: 64  号:ページ: 150-160  発行年: 2022年 
JST資料番号: U1642A  ISSN: 1438-390X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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哺乳類の生態学と進化における性に偏った分散の効果は,母性遺伝または父性遺伝のDNA多型に焦点を当てることで解明できる場合がある。ニホンジカでは,ミトコンドリアDNAの変異に基づく研究により,母系の遺伝構造が明らかになった。しかし,Y染色体配列の点突然変異の数が限られているため,父系の遺伝構造は十分に分析されてこなかった。本研究では,Y染色体の高度に多型な単純配列反復(SSR)の変異に焦点を当て,ニホンジカの雄に偏った分散を評価するための16個のY染色体SSRマーカーを開発した。これらの16遺伝子座から合計で55対立遺伝子および31多遺伝子座ハプロタイプを検出し,このことは集団間の明確な遺伝的差異を明らかにした(F′ST=0.783)。特に,種子島と屋久島の在来個体群と台湾からの導入外国産個体群に関する独特の対立遺伝子があった。これらのマーカーは,日本の在来個体群の歴史的な雄に媒介された分散,遺伝構造,および個体群統計学の評価だけでなく,交雑に及ぼす人工的導入の影響,特に逃げた飼養場個体群から在来個体群への対立遺伝子の遺伝子移入の影響の評価に非常に役立つ。Copyright 2022 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生態学一般  ,  個体群生態学 

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