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J-GLOBAL ID:202202257829001413   整理番号:22A1147862

火災出動における消防隊員の受傷事故の発生傾向-都道府県庁所在地を管轄する47消防本部における1990年から2019年の事例調査-

Tendency of Firefighters’ Injuries on Fire Dispatches-Case Study from 1990 to 2019 at 47 Fire Departments that have Jurisdiction over Prefectural Capitals in Japan-
著者 (4件):
資料名:
巻: 72  号:ページ: 25-32  発行年: 2022年04月25日 
JST資料番号: F0459A  ISSN: 0546-0794  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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本調査では,日本の県庁所在地を管轄する47の消防署を対象に,1990年から2019年までの出火時に負傷した1,170人の消防士を調査し把握した。その結果,負傷者が最も多かったのは午後2時から午後3時59分までであったが,重症の場合は深夜から午前1時59分までが最も多かった。重傷者の割合は年齢とともに増加する傾向がある。怪我の最も一般的な原因は,落下物,熱射病,転倒であり,最も一般的な怪我は,打撲傷,骨折,火傷であった。年齢が低いほど,熱射病の数は多くなった。これらの結果を消防署の訓練や計画に役立てることで,怪我を減らすことができると期待している。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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火災 
引用文献 (7件):
  • 1) 消防庁: 消防職団員の公務による死傷者数, 令和2年版消防白書, p. 168, 2021.
  • 2) 山田羊一, 山口勝也, 深作友明, 落合博志, 飯田稔: ヒューマンファクターから見た消防活動と受傷, 消防科学研究所報, 第40号, pp. 89-98, 東京消防庁消防科学研究所, 2003.
  • 3) 君塚聡子, 加藤友啓, 日髙一誠, 下畑行盛: 心理的要因及び環境・状況に関する要因から見た消防活動及び訓練・演習時における隊員の受傷事故の原因に関する検証, 消防技術安全所報, 第45号, pp. 96-107, 東京消防庁消防技術安全所, 2008.
  • 4) 消防庁: (10)全火災の時間帯別出火件数, 令和元年(1月~12月)における火災の状況(確定値), p. 5, 2020.
  • 5) 消防庁: 消防吏員, 消防団員の年齢階層別構成, 令和元年消防年報, 第69号, p. 10, 2020.
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