特許
J-GLOBAL ID：202203005302910421

車輪駆動装置

発明者：
高橋 裕樹

高橋 裕樹 について


出願人/特許権者：
株式会社デンソー

株式会社デンソー について


代理人 (4件)： 山田 強 ,  日野 京子 ,  松田 洋 ,  北 裕介
公報種別：特許公報
出願番号（国際出願番号）：特願2018-146309
公開番号（公開出願番号）：特開2019-122226
特許番号：特許第7052626号
出願日： 2018年08月02日
公開日（公表日）： 2019年07月22日
請求項（抜粋）：
【請求項1】 車両(300)における左右の車輪(301,302)に連結される一対の車軸(303,304)と、前記各車軸に結合された状態で設けられるディファレンシャル装置(312)と、前記各車軸を回転させる回転電機(311)とを備える車輪駆動装置であって、 前記回転電機は、 周方向に極性が交互となる複数の磁極を含む磁石部(322)を有し、回転軸(316)と一体回転可能に設けられる回転子(320)と、 多相の固定子巻線(331)を有する筒状の固定子(330)と、 前記回転軸に固定された第1ギア(381)と、 前記回転子、前記固定子、及び前記第1ギアを収容する第1ハウジング(315)と、を備え、 前記回転子及び前記固定子が、前記磁石部及び前記固定子巻線を径方向内外に対向させ、かつ前記回転子を径方向外側、前記固定子を径方向内側とした状態で配置されており、 前記ディファレンシャル装置は、 前記回転子の回転に伴い回転するデフケース(371)と、 前記デフケース内に収容され、前記一対の車軸にそれぞれ連結されたサイドギア(373,374)と、 前記デフケース内に収容され、前記サイドギアに相互に噛み合うピニオンギア(372)と、 前記デフケースに固定された第2ギア(382)と、 前記デフケース及び前記第2ギアを囲うように設けられる第2ハウジング(361)と、を備え、 前記第1ハウジング及び前記第2ハウジングは、互いに固定され、かつ当該各ハウジング内の空間が連通部(Y1,Y2)により互いに連通されており、 前記連通部を介して前記第1ギア及び前記第2ギアが噛み合い状態となっており、前記第1ハウジング及び前記第2ハウジングにおいて前記第1ハウジングから前記第2ハウジングへ前記連通部を介して潤滑油の流通が可能となっており、前記回転電機の前記回転軸の軸方向に、前記回転子と前記第1ギアとが並んで配置されており、前記回転子は、有底円筒状の磁石ホルダ(321)を有し、前記磁石ホルダの円筒部が前記第1ギアの反対側に開放されており、前記第1ハウジング内に流入した潤滑油が、前記磁石ホルダを挟んで軸方向両側にそれぞれ流れ、前記磁石ホルダの開放側に流れる潤滑油により前記回転子及び前記固定子が冷却され、その反対側に流れる潤滑油により前記第1ギア及び前記第2ギアの潤滑が行われる車輪駆動装置。
IPC (8件)：
B60L 15/20 ( 200 6.01) ,  B60L 9/18 ( 200 6.01) ,  B60K 1/04 ( 201 9.01) ,  H02K 3/04 ( 200 6.01) ,  H02K 1/2786 ( 202 2.01) ,  H02K 11/30 ( 201 6.01) ,  F16H 48/08 ( 200 6.01) ,  H02K 7/116 ( 200 6.01)
FI (8件)：
B60L 15/20 J ,  B60L 9/18 J ,  B60K 1/04 Z ,  H02K 3/04 E ,  H02K 1/278 ,  H02K 11/30 ,  F16H 48/08 ,  H02K 7/116
引用特許：
出願人引用 (5件)
  • 電気自動車用駆動装置
    公報種別：公開公報   出願番号：特願平8-355424   出願人：アイシン・エィ・ダブリュ株式会社
  • 電力貯蔵フライホイール装置
    公報種別：公開公報   出願番号：特願2003-347153   出願人：中部電力株式会社, 三菱重工業株式会社
  • 車両の駆動装置
    公報種別：公開公報   出願番号：特願2001-300475   出願人：富士重工業株式会社
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審査官引用 (4件)
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