特許
J-GLOBAL ID:202203007521054088

セルロース系成形体の製造方法、当該製造方法で得られるセルロース系成形体、及び歯科用ミルブランク

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 加藤 竜太 ,  岸武 弘樹 ,  中馬 典嗣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2020-139964
公開番号(公開出願番号):特開2022-035553
出願日: 2020年08月21日
公開日(公表日): 2022年03月04日
要約:
【課題】 石油由来材料を実質的に含有せずに、十分な機械的強度を有しており、口腔内で長期にわたって使用された場合でも強度の低下が見られないような耐水性を有するセルロース系成形体を提供する。 【解決手段】 セルロースナノファイバー(CNF)の分散液を雌型及び/又は雄型の成形面に供給し、前記分散媒を留去しながら、前記重合性基が重合する条件下でCNF成分を前記成形面に密着させることにより成形体を得るに際し、前記分散液に含まれるCNFを、1グルコース単位当たり0.1~1個の水酸基が“重合性基を有する基”に置換されるように予め、変性すると共に、前記重合性基が重合する条件下でCNF成分を前記成形面に密着させる。 【選択図】なし
請求項(抜粋):
セルロースナノファイバー(CNF)の水酸基の少なくとも一部が“重合性基を有する基”に置換された変性CNFを含むCNF成分が分散媒中に分散した分散液であって、前記分散液に含まれるCNF成分における、1グルコース単位当たりの置換された水酸基の平均数として定義される、置換度が0.1以上、1.0以下である前記分散液からなる原料スラリーを雌型(凹型)及び/又は雄型(凸型)の成形面に供給し、前記分散媒を留去しながら、前記重合性基が重合する条件下でCNF成分を前記成形面に密着させることにより成形体を得る成形工程、を含んでなることを特徴とする、セルロース系材料の成形体の製造方法。
IPC (2件):
C08J 5/06 ,  A61K 6/898
FI (2件):
C08J5/06 ,  A61K6/898
Fターム (17件):
4C089AA06 ,  4C089BE15 ,  4C089CA03 ,  4F072AA02 ,  4F072AA07 ,  4F072AB03 ,  4F072AC15 ,  4F072AD09 ,  4F072AE02 ,  4F072AG04 ,  4F072AH03 ,  4F072AH23 ,  4F072AJ04 ,  4F072AJ22 ,  4F072AK03 ,  4F072AK20 ,  4F072AL00
引用特許:
出願人引用 (9件)
  • ナノ微細化品の製造装置、ナノ微細化品の製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2014-164339   出願人:中越パルプ工業株式会社
  • 対向衝突処理装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2016-097865   出願人:中越パルプ工業株式会社
  • 繊維強化複合材料及びその製造方法並びに配線基板
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-218962   出願人:国立大学法人京都大学, ローム株式会社, 三菱化学株式会社, 株式会社日立製作所, パイオニア株式会社, 日本電信電話株式会社
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審査官引用 (6件)
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