特許

J-GLOBAL ID：202203010101083822

精神疾患を治療するためのペプチドおよびペプチドコンジュゲート

発明者： 大日向 耕作 ,  森 薫葉 ,  鈴木 秀幸
出願人/特許権者： 国立大学法人京都大学 ,  公益財団法人かずさDNA研究所
代理人 (1件)： 特許業務法人三枝国際特許事務所
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2022-062958
公開番号（公開出願番号）：特開2022-091961
出願日： 2022年04月05日
公開日（公表日）： 2022年06月21日
要約：

【課題】気分障害、不安障害、および意欲低下障害の治療または予防用である新規治療薬を提供する。 【解決手段】ペプチドまたはその塩である化合物であって、前記ペプチドが、 a.5~10アミノ酸長であり; b.アミノ酸配列LSSTQAQQSX1(式中、X1はY、WまたはFである)由来の少なくとも5個の連続したアミノ酸から構成され(ただし、1~3個のアミノ酸置換を有してもよい);および c.アミノ酸配列LSSTQAQQSY、LSSTQAQQS、LSSTQAQQSW、またはLSSTQAQQSFで構成されない、 尾懸垂試験で無動時間を短縮する活性、強制水泳試験で無動時間を短縮する活性、高架式十字迷路試験でオープンアーム滞在時間を増加する活性、又はオープンフィールド試験で中央円中での滞在時間を増加する活性を有する化合物。 【選択図】なし

請求項（抜粋）：

ペプチドまたはその塩である化合物であって、前記ペプチドが: a.5~10アミノ酸長であり; b.アミノ酸配列LSSTQAQQSX1(式中、X1はY、WまたはFである)(配列番号34)由来の少なくとも5個の連続したアミノ酸から構成され (ただし、1~3個のアミノ酸置換を有してもよい) 、;および c.アミノ酸配列LSSTQAQQSY(配列番号1)、LSSTQAQQS(配列番号2)、LSSTQAQQSW(配列番号6)、またはLSSTQAQQSF(配列番号7)で構成されない、

IPC (9件)：

C07K 7/06 ,  C07K 7/08 ,  A23L 33/18 ,  A61P 25/00 ,  A61P 25/22 ,  A61K 38/08 ,  A61K 38/10 ,  A61K 47/56 ,  A61K 47/54

FI (9件)：

C07K7/06 ,  C07K7/08 ,  A23L33/18 ,  A61P25/00 ,  A61P25/22 ,  A61K38/08 ,  A61K38/10 ,  A61K47/56 ,  A61K47/54

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 特許第6893646号
  
• タンパク質加水分解組成物を含む冷菓及び冷菓の製造方法
  公報種別：公表公報   出願番号：特願2011-528066   出願人：ソレイリミテッドライアビリティカンパニー
• 改善された官能特性及び物理特性を有するタンパク質加水分解組成物
  公報種別：公表公報   出願番号：特願2010-504217   出願人：ソレイリミテッドライアビリティカンパニー, ノヴォザイムズノースアメリカインコーポレイテッド
• 新規なオピオイド活性ペプチド、新規な抗不安ペプチド
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2005-284602   出願人：国立大学法人京都大学

引用文献：

審査官引用 (1件)

• Bioscience, Biotechnology, and Biochemistry, 2007, Vol.71, No.10, p.2618-2621