特許
J-GLOBAL ID:202203015213700028

方向性電磁鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 金本 哲男 ,  萩原 康司
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-052895
公開番号(公開出願番号):特開2019-163516
特許番号:特許第7063032号
出願日: 2018年03月20日
公開日(公表日): 2019年09月26日
請求項(抜粋):
【請求項1】 質量%で、 C:0.02~0.10% Si:2.0~4.5% Mn:0.01~0.30% S:0.001~0.050% 酸可溶性Al:0.010~0.065% N:0.002~0.015%を含有し、残部がFe及び不純物からなる鋼を熱間圧延して熱延鋼板とする熱間圧延工程と、 得られた前記熱延鋼板を焼鈍する熱延板焼鈍工程と、 焼鈍後の前記熱延鋼板に対して、一回又は中間焼鈍を挟む二回以上の冷間圧延を実施して冷延鋼板とする冷間圧延工程と、 得られた前記冷延鋼板に対して脱炭焼鈍を行って脱炭焼鈍鋼板とする脱炭焼鈍工程と、 得られた前記脱炭焼鈍鋼板に対して仕上げ焼鈍を施す仕上げ焼鈍工程と、を含み、 前記脱炭焼鈍工程の昇温過程では、550°C以上750°C以下の範囲での平均昇温速度を400°C/秒以上3000°C/秒以下として、前記冷延鋼板を、850°C以上950°C以下の温度まで加熱し、 前記昇温過程後の第1脱炭焼鈍過程では、酸素ポテンシャルPH2O/PH2を0.2以上0.9以下に制御した上で、800°C以上870°C未満の温度T1で、少なくとも60秒以上保持し、 前記第1脱炭焼鈍過程後の第2脱炭焼鈍過程では、酸素ポテンシャルPH2O/PH2を0.10以下に制御した上で、870°C以上1000°C未満の温度T2で、10秒以上60秒以下保持し、 前記第1脱炭焼鈍過程から前記第2脱炭焼鈍過程への昇温過程では、平均昇温速度Vを、5°C/秒以上30°C/秒以下とし、かつ、酸素ポテンシャルPH2O/PH2の単位時間当たりの変化率R[1/s]が、以下の式(1)を満足する、方向性電磁鋼板の製造方法。 (P1-P2)/{(T2-T1)/V}≦R ・・・式(1) ここで、上記式(1)において、 P1:第1脱炭焼鈍過程における酸素ポテンシャルPH2O/PH2 P2:第2脱炭焼鈍過程における酸素ポテンシャルPH2O/PH2である。
IPC (5件):
C21D 8/12 ( 200 6.01) ,  C21D 9/46 ( 200 6.01) ,  H01F 1/147 ( 200 6.01) ,  C22C 38/00 ( 200 6.01) ,  C22C 38/60 ( 200 6.01)
FI (5件):
C21D 8/12 B ,  C21D 9/46 501 A ,  H01F 1/147 175 ,  C22C 38/00 303 U ,  C22C 38/60
引用特許:
審査官引用 (7件)
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