特許
J-GLOBAL ID:202303001108208548
疲労亀裂の進展抑制方法、及び疲労亀裂の進展抑制シート
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
阿部 伸一
, 太田 貴章
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2022-103834
公開番号(公開出願番号):特開2023-008893
出願日: 2022年06月28日
公開日(公表日): 2023年01月19日
要約:
【課題】電着析出物のくさび効果により、亀裂の進展を効果的に抑制する疲労亀裂の進展抑制方法、及び疲労亀裂の進展抑制シートを提供すること。
【解決手段】電解液が含まれる含水材10と、含水材10の外側に積層された電極材30とを備える疲労亀裂の進展抑制シート1を、構造物の金属母材2のうち疲労亀裂3が生じた箇所又は生じるおそれのある箇所に含水材10が接した状態にて配置し湿潤環境を形成すること、電極材30と金属母材2とを直接又は導線50A、50Bを介し接続して金属母材2を陰極とする電位を付与すること、及び含水材10に二酸化炭素を供給することにより、金属母材2、含水材10、及び電極材30を含む電気化学的回路を形成させて疲労亀裂3内に電着析出物4を生じさせ、電着析出物4のくさび効果により疲労亀裂3の進展を抑制する。
【選択図】図2
請求項(抜粋):
電解液が含まれる含水材と、前記含水材の外側に積層された電極材とを備える疲労亀裂の進展抑制シートを、構造物の金属母材のうち疲労亀裂が生じた箇所又は生じるおそれのある箇所に前記含水材が接した状態にて配置し湿潤環境を形成すること、
前記電極材と前記金属母材とを直接又は導線を介し接続して前記金属母材を陰極とする電位を付与すること、
及び前記含水材に二酸化炭素を供給することにより、
前記金属母材、前記含水材、及び前記電極材を含む電気化学的回路を形成させて前記疲労亀裂内に電着析出物を生じさせ、前記電着析出物のくさび効果により前記疲労亀裂の進展を抑制することを特徴とする疲労亀裂の進展抑制方法。
IPC (4件):
C23F 13/02
, C23F 13/10
, C23F 13/16
, C23F 13/18
FI (5件):
C23F13/02 A
, C23F13/02 L
, C23F13/10 A
, C23F13/16
, C23F13/18
Fターム (12件):
4K060AA02
, 4K060BA13
, 4K060BA41
, 4K060BA43
, 4K060BA45
, 4K060CA06
, 4K060EA01
, 4K060EA02
, 4K060EA08
, 4K060EA17
, 4K060EB01
, 4K060FA03
引用特許:
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