特許
J-GLOBAL ID:202303005325170597

計測制御装置、分光計測装置、及び計測制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 長谷川 芳樹 ,  諏澤 勇司 ,  秋元 達也
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-244664
公開番号(公開出願番号):特開2020-106370
特許番号:特許第7355323号
出願日: 2018年12月27日
公開日(公表日): 2020年07月09日
請求項(抜粋):
【請求項1】 予め決められた特徴、又は、予め決められた特徴とは異なる特徴を有する特徴部位が計測対象物に存在するか否かを前記計測対象物の分光データに基づいて判定する計測制御装置であって、 前記計測対象物を複数の区分領域に区分する区分領域区分部と、 分光データを取得すべき前記区分領域を決定する計測領域決定部と、 前記計測領域決定部により決定された前記区分領域に含まれる前記計測対象物上の計測点における前記分光データを取得する分光データ取得部と、 前記分光データ取得部により取得された前記分光データに基づいて、当該分光データが取得された計測点が前記特徴部位である確からしさを示す指標値を取得し、取得された前記指標値を当該分光データが取得された計測点が含まれる前記区分領域と対応付ける指標値取得部と、 複数の前記区分領域のそれぞれに対応付けられた、当該区分領域に前記特徴部位が含まれる確からしさを示すスコアの初期値を記憶するとともに、前記指標値取得部により取得された前記指標値に基づいて、当該指標値と対応付けられている前記区分領域の新たな前記スコアを算出し、算出された新たな前記スコアを当該区分領域の最新の前記スコアとして記憶するスコア記憶部と、 前記スコア記憶部に記憶されている最新の前記スコアに基づいて、前記特徴部位が前記計測対象物に存在するか否かを判定する特徴部位存否判定部と、を備え、 前記特徴部位存否判定部は、 前記スコア記憶部に記憶されている、少なくとも1つの前記区分領域の最新の前記スコアが、予め設定された第1基準を満たしていると判定される場合に、前記特徴部位が前記計測対象物に存在すると判定し、前記スコア記憶部に記憶されている、いずれの前記区分領域の最新の前記スコアも、前記第1基準を満たしておらず、且つ、前記スコア記憶部に記憶されている、全ての前記区分領域のそれぞれの最新の前記スコアが、予め設定された第2基準を満たしていると判定される場合に、前記特徴部位が前記計測対象物に存在しないと判定し、 前記計測領域決定部は、 前記特徴部位存否判定部により、前記スコア記憶部に記憶されている、いずれの前記区分領域の最新の前記スコアも、前記第1基準を満たしておらず、且つ、前記スコア記憶部に記憶されている、少なくとも1つの前記区分領域の最新の前記スコアが、前記第2基準を満たしていないと判定される場合に、前記スコア記憶部によって記憶されている複数の前記区分領域毎の前記最新のスコアに基づいて、計測すべき好ましさを表す好適度を複数の前記区分領域のそれぞれについて算出し、算出された前記好適度に基づいて、次に分光データを取得すべき前記区分領域を決定する、計測制御装置。
IPC (1件):
G01J 3/44 ( 200 6.01)
FI (1件):
G01J 3/44
引用特許:
審査官引用 (3件)
引用文献:
審査官引用 (1件)
  • 第106回 人工知能基本問題研究会, 20180316, 第94〜99頁

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