特許
J-GLOBAL ID:202303021024368117
コンクリート中鉄筋の腐食箇所検出装置
発明者:
,
,
,
出願人/特許権者:
,
,
代理人 (2件):
伊藤 儀一郎
, 竹本 祐子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2022-058610
公開番号(公開出願番号):特開2023-149833
出願日: 2022年03月31日
公開日(公表日): 2023年10月16日
要約:
【課題】本発明は、非破壊検査であっても、コンクリート構造物内において、腐食した鉄筋の測定範囲が明確化でき、コンクリート構造物を局所的に破壊する必要がなく、埋設されたコンクリート中鉄筋のインピーダンススペクトルに基づき鉄筋腐食の有無を絶対値で評価できるコンクリート中鉄筋の腐食箇所検出装置を提供する。
【解決手段】本発明は、測定電極7と該測定電極7の外周面に当接して測定面2に設置された第一対極3とからなりコンクリート構造物1の電位測定が行える測定部6と、前記コンクリート構造物1の基準電位が測定できる基準電極8と、第二対極4と、前記第一対極3と第二対極4間に通電される高周波交流電流と低周波交流電流とを有する交流電源9と、前記第一対極3と前記第二対極4間に通電された電流値を測定する電流測定器10と、測定電位と基準電位との電位差を計測する電位差測定器11とを有していることを特徴とする。
【選択図】図5
請求項(抜粋):
コンクリート構造物の測定面に設置される測定電極と該測定電極の外周面に当接して前記測定面に設置された第一対極とからなり前記コンクリート構造物の電位測定が行える測定部と、
該測定部から水平方向に所定の間隔をあけて設置され、前記コンクリート構造物の基準電位が測定できる基準電極と、
前記測定部から前記水平方向に所定の間隔をあけて設置される第二対極と、
前記測定部と前記第二対極間に設置され、前記第一対極と第二対極間に通電される高周波交流電流と低周波交流電流とを有する交流電源と、
前記第一対極と前記第二対極間に通電された電流値を測定する電流測定器と、
前記測定部と前記基準電極間に設置され、前記測定電極と前記基準電極とにより前記測定部略下側の測定電位と前記コンクリート構造物の基準電位との電位差を計測する電位差測定器と、を有し、
前記電流測定器と電位差測定器での計測で、前記それぞれの交流電流通電時にそれぞれ測定された電流値及び電位差値により前記測定部略下側のインピーダンスが求められ、求められたインピーダンスにより前記コンクリート構造物に埋設された鉄筋の腐食箇所が検出できる、
ことを特徴とするコンクリート中鉄筋の腐食箇所検出装置。
IPC (2件):
FI (4件):
G01N27/26 351P
, G01N27/26 351F
, G01N27/26 351B
, G01N17/00
Fターム (8件):
2G050AA01
, 2G050AA02
, 2G050BA02
, 2G050BA03
, 2G050CA01
, 2G050DA01
, 2G050EB02
, 2G050EC05
引用特許:
前のページに戻る