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J-GLOBAL ID:200903008446827150

キナゾリン化合物

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 矢野 敏雄 (外2名)
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):1997529073
Publication number (International publication number):2000504713
Application date: Feb. 10, 1997
Publication date: Apr. 18, 2000
Summary:
【要約】本発明は、式(I)〔式中、X1は、直接結合であるか又はCO、C(R2)2及びCH(OR2)の様な基であり;Q1は、フェニル、ナフチル又は5員もしくは6員のヘテロアリール成分であり、かつQ1は、置換基を3個まで有していてもよく;mは、1又は2であり、それぞれのR1は、水素、ハロゲノ及びトリフルオロメチルのような基であり;Q2は、フェニル又は9員もしくは10員の複素環成分であってもよく、かつQ2は、置換基を3個まで有していてもよい〕で示されるキナゾリン誘導体又はその製薬学的に認容性の塩;これらの製造法、該キナゾリン誘導体を含有する医薬調剤及び癌のような増殖性疾患の治療における該キナゾリンのチロシンキナーゼ受容体抑制特性の使用に関するものである。
Claim (excerpt):
1. 式I 〔式中、X1は、直接結合であるか又は式:CO、C(R2)2、CH(OR2)2、C(R2)2-C(R2)2、C(R2)=C(R2)、C≡C、CH(CN)、O、S、SO、SO2、N(R2)、CON(R2)、SO2N(R2)、N(R2)CO、N(R2)SO2、OC(R2)、SC(R2)2、N(R2)C(R2)2、C(R2)2O、C(R2)2S又はC(R2)2N(R2)で示される基であり、それぞれのR2は、独立に水素又はC1〜C4-アルキルであり; Q1は、フェニル、ナフチルであるか又は、酸素、窒素及び硫黄から選択されたヘテロ原子3個までを有する5員もしくは6員のへテロアリール成分であり、この場合、複素環成分は、単環であるか又はベンゼン環と融合しており、かつQ1は、ハロゲノ、ヒドロキシ、アミノ、トリフルオロメトキシ、トリフルオロメチル、シアノ、ニトロ、カルボキシ、カルバモイル、C1〜C4-アルコキシカルバモイル、C1〜C4-アルキル、C1〜C4-アルコキシ、C2〜C4-アルケニルオキシ、C2〜C4-アルキニルオキシ、C1〜C3-アルキレンジオキシ、C1〜C4-アルキルアミノ、ジ-[C1〜C4-アルキル]アミノ、ピロリジン-1-イル、ピペリジノ、モルホリノ、ピペラジン-1-イル、4-C1〜C4-アルキルピペラジン-1-イル、C2〜C4-アルカノイルアミノ、N-C1〜C4-アルキルカルバモイル、N,N-ジ-[C1〜C4-アルキル]カルバモイル、アミノ-C1〜C4-アルキル、C1〜C4-アルキルアミノ-C1〜C4-アルキル、ジ-[C1〜C4-アルキル]アミノ-C1〜C4-アルキル、ピロリジン-1-イル-C1〜C4-アルキル、ピペリジノ-C1〜C4-アルキル、モルホリノ-C1〜C4-アルキル、ピペラジン-1-イル-C1〜C4-アルキル、4-C1〜C4-アルキルピペラジン-1-イル-C1〜C4-アルキル、ハロゲノ-C2〜C4-アルコキシ、ヒドロキシ-C2〜C4-アルコキシ、C1〜C4-アルコキシ-C2〜C4-アルコキシ、アミノ-C2〜C4-アルコキシ、C1〜C4-アルキルアミノ-C2〜C4-アルコキシ、ジ-[C1〜C4-アルキル]アミノ-C2〜C4-アルコキシ、ピロリジン-1-イル-C2〜C4-アルコキシ、モルホリノ-C2〜C4-アルコキシ、ピペラジン-1-イル-C2〜C4-アルコキシ、4-C1〜C4-アルキルピペラジン-1-イル-C2〜C4-アルコキシ、C1〜C4-アルキルチオ-C2〜C4-アルコキシ、C1〜C4-アルキルスルフィニル-C2〜C4-アルコキシ、C1〜C4-アルキルスルホニル-C2〜C4-アルコキシ、ハロゲノ-C2〜C4-アルキルアミノ、ヒドロキシ-C2〜C4-アルキルアミノ、C1〜C4-アルコキシ-C2〜C4-アルキルアミノ、アミノ-C2〜C4-アルキルアミノ、C1〜C4-アルキルアミノ-C2〜C4-アルキルアミノ、ジ-[C1〜C4-アルキル]アミノ-C2〜C4-アルキルアミノ、ピロリジン-1-イル-C2〜C4-アルキルアミノ、ピペリジノ-C2〜C4-アルキルアミノ、モルホリノ-C2〜C4-アルキルアミノ、ピペラジン-1-イル-C2〜C4-アルキルアミノ、4-C1〜C4-アルキルピペラジン-1-イル-C2〜C4-アルキルアミノ、N-C1〜C4-アルキル-ハロゲノ-C2〜C4-アルキルアミノ、N-C1〜C4-アルキル-ヒドロキシ-C2〜C4-アルキルアミノ、N-C1〜C4-アルキル-C1〜C4-アルコキシ-C2〜C4-アルキルアミノ、ハロゲノ-C2〜C4-アルカノイルアミノ、ヒドロキシ-C2〜C4-アルカノイルアミノ、C1〜C4-アルコキシ-C2〜C4-アルカノイルアミノ、C3〜C4-アルケノイルアミノ、C3〜C4-アルキノイルアミノ、アミノ-C2〜C4-アルカノイルアミノ、C1〜C4-アルキルアミノ-C2〜C4-アルカノイルアミノ、ジ-[C1〜C4-アルキル]アミノ-C2〜C4-アルカノイルアミノ、ピロリジン-1-イル-C2〜C4-アルカノイルアミノ、ピペリジノ-C2〜C4-アルカノイルアミノ、モルホリノ-C2〜C4-アルカノイルアミノ、ピペラジン-1-イル-C2〜C4-アルカノイルアミノ及び4-C1〜C4-アルキルピペラジン-1-イルC2〜C4-アルカノイルアミノから選択された置換基を3個まで有していてもよく、この場合、上記の置換基のいずれかは、ハロゲノ、SO又はSO2基あるいはN、O又はS原子に結合していないCH2(メチレン)基からなり、前記CH2基上に、ヒドロキシ、アミノ、C1〜C4-アルコキシ、C1〜C4-アルキルアミノ及びジ-[C1〜C4-アルキル]アミノから選択された置換基を有していてもよく;mは、1又は2であり、それぞれのR1は、独立に水素、ハロゲノ、トリフルオロメチル、ヒドロキシ、アミノ、ニトロ、シアノ、カルボキシ、カルバモイル、C1〜C4-アルコキシカルバモイル、C1〜C4-アルキル、C1〜C4-アルコキシ、C1〜C4-アルキルアミノ、ジ-[C1〜C4-アルキル]アミノ、C2〜C4-アルカノイルアミノ、N-C1〜C4-アルキルカルバモイル又はN,N-ジ-[C1〜C4-アルキル]カルバモイルであり;Q2は、フェニルであるか又は窒素ヘテロ原子1個又は2個を有するか又は、酸素、窒素及び硫黄から選択されたヘテロ原子をもう1個有していてもよい9員もしくは10員の二環式複素環成分であり、かつQ2は、ハロゲノ、トリフルオロメチル、シアノ、ヒドロキシ、アミノ、ニトロ、カルボキシ、カルバモイル、C1〜C4-アルコキシカルボニル、C1〜C4-アルキル、C1〜C4-アルコキシ、C1〜C4-アルキルアミノ、ジ-[C1〜C4-アルキル]アミノ、C2〜C4-アルカノイルアミノ、N-C1〜C4-アルキルカルバモイル及びN,N-ジ-[C1〜C4-アルキルカルバモイルから選択された置換基を3個まで有していてもよいか又はQ2は、式II:(式中、X2は、式:CO、C(R3)2、CH(OR3)、C(R3)2-C(R3)2、C(R3)=C(R3)、C≡C、CH(CN)、O、S、SO、SO2、N(R3)、CON(R3)、SO2N(R3)、N(R3)CO、N(R3)SO2、OC(R3)2、SC(R3)2、C(R3)2O又はC(R3)2Sで示される基であり、この場合、それぞれのR3は、独立に水素又はC1〜C4-アルキルであり、Q3は、フェニル又はナフチルであるかあるいは、酸素、窒素及び硫黄から選択されたヘテロ原子3個までを有する5員もしくは6員のヘテロアリール成分であり、この場合、ヘテロアリール成分は、単環であるか又はベンゼン環と融合しており、かつ前記フェニル又はナフチル基又はヘロアリール成分は、ハロゲノ、トリフルオロメチル、シアノ、ヒドロキシ、アミノ、ニトロ、カルボキシ、カルバモイル、C1〜C4-アルコキシカルボニル、C1〜C4-アルキル、C1〜C4-アルコキシ、C1〜C4-アルキルアミノ、ジ-[C1〜C4-アルキル]アミノ、C2〜C4-アルカノイルアミノ、N-C1〜C4-アルキルカルバモイル及びN,N-ジ-[C1〜C4-アルキル]カルバモイルから選択された置換基を3個まで有していてもよく、nは、1、2又は3であり、それぞれのR4は、独立に水素、ハロゲノ、トリフルオロメチル、シアノ、ヒドロキシ、アミノ、ニトロ、C1〜C4-アルキル、C1〜C4-アルコキシ、C1〜C4-アルキルアミノ、ジ-[C1〜C4-アルキル]アミノ又はC2〜C4-アルカノイルアミノである)で示される基である〕で示されるキナゾリン誘導体又はその製薬学的に認容性の塩であり、 Q1が、置換されていてもよいフェニルである場合には、X1は、N(R2)CO、N(R2)SO2、OC(R2)2、N(R2)C(R2)2、C(R2)2S又はC(R2)2N(R2)ではなく;X1が、直接結合である場合には、Q1は、窒素ヘテロ原子を3個まで有する5員もしくは9員の窒素結合したヘテロアリール成分ではないものとする。2. X1が、直接結合であるか又は式:CO、C(R2)2、CH(OR2)、C(R2)2-C(R2)2、C(R2)=C(R2)、C≡C、CH(CN)、O、S、SO、SO2、N(R2)、CON(R2)、SO2N(R2)、N(R2)CO、N(R2)SO2、OC(R2)2、SC(R2)2、N(R2)C(R2)2、C(R2)2O、C(R2)2S又はC(R2)2N(R2)で示される基であり、それぞれのR2は、独立に水素又はC1〜C4-アルキルであり; Q1は、酸素、窒素及び硫黄から選択されたヘテロ原子を3個まで有する5員もしくは6員のヘテロアリール成分であり、この場合、複素環成分は、単環であるか又はベンゼン環と融合しており、かつQ1は、ハロゲノ、ヒドロキシ、アミノ、トリフルオロメトキシ、トリフルオロメチル、シアノ、ニトロ、カルボキシ、カルバモイル、C1〜C4-アルコキシカルボニル、C1〜C4-アルキル、C1〜C4-アルコキシ、C2〜C4-アルケニルオキシ、C2〜C4-アルキニルオキシ、C1〜C3-アルキレンジオキシ、C1〜C4-アルキルアミノ、ジ-[C1〜C4-アルキル]アミノ、ピロリジン-1-イル、ピペリジノ、モルホリノ、ピペラジン-1-イル、4-C1〜C4-アルキルピペラジン-1-イル、C2〜C4-アルカノイルアミノ、N-C1〜C4-アルキルカルバモイル、N,N-ジ-[C1〜C4-アルキル]カルバモイル、アミノ-C1〜C4-アルキル、C1〜C4-アルキルアミノ-C1〜C4-アルキル、ジ-[C1〜C4-アルキル]アミノ-C1〜C4-アルキル、ピロリジン-1-イル-C1〜C4-アルキル、ピペリジノ-C1〜C4-アルキル、モルホリノ-C1〜C4-アルキル、ピペラジン-1-イル-C1〜C4-アルキル、4-C1〜C4-アルキルピペラジン-1-イル-C1〜C4-アルキル、ハロゲノ-C2〜C4-アルコキシ、ヒドロキシ-C2〜C4-アルコキシ、C1〜C4-アルコキシ-C2〜C4-アルコキシ、アミノ-C2〜C4-アルコキシ、C1〜C4-アルキルアミノ-C2〜C4-アルコキシ、ジ-[C1〜C4-アルキル]アミノ-C2〜C4-アルコキシ、ピロリジン-1-イル-C2〜C4-ア・・・
IPC (16):
C07D239/94 ,  A61P 35/00 ,  A61K 31/513 ,  A61K 31/517 ,  A61K 31/5377 ,  C07D401/04 ,  C07D401/12 ,  C07D403/04 ,  C07D403/06 ,  C07D403/12 ,  C07D405/04 ,  C07D405/12 ,  C07D409/04 ,  C07D409/12 ,  C07D413/04 ,  C07D413/12
FI (16):
C07D239/94 ,  A61K 31/00 635 ,  A61K 31/505 602 ,  A61K 31/505 605 ,  A61K 31/535 606 ,  C07D401/04 ,  C07D401/12 ,  C07D403/04 ,  C07D403/06 ,  C07D403/12 ,  C07D405/04 ,  C07D405/12 ,  C07D409/04 ,  C07D409/12 ,  C07D413/04 ,  C07D413/12
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (7)
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