Pat
J-GLOBAL ID:200903011016507951

安水からの窒素およびCOD成分の除去方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (5): 青木 篤 ,  石田 敬 ,  福本 積 ,  古賀 哲次 ,  中村 和広
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2007325164
Publication number (International publication number):2009142787
Application date: Dec. 17, 2007
Publication date: Jul. 02, 2009
Summary:
【課題】安水中に含まれる高濃度のアンモニア性窒素及びCOD成分の生物処理による除去を従来法より効率化する。【解決手段】生物学的硝化-脱窒素法を用い、脱窒細菌での生物分解が可能な安水中のCOD成分濃度を求め、当該COD成分濃度から無酸素槽における脱窒可能な亜硝酸性窒素量を推定すると共に、安水中のアンモニア性窒素濃度およびアルカリ度から好気槽における亜硝酸性窒素生成量を推定し、2つの推定量から、無酸素槽への生物分解可能なCOD成分の添加の必要性と好気槽でのpH制御の必要性を決定し、無酸素槽への生物分解可能なCOD成分添加も好気槽でのpH制御も行わない処理、無酸素槽への生物分解可能なCOD成分添加も好気槽でのpH制御も行う処理、又は、無酸素槽への生物分解可能なCOD添加のみを行なう処理のいずれかの処理を選択し、安水中の窒素をCOD成分との反応により除去する。【選択図】なし
Claim (excerpt):
コークス工場から発生する安水中のアンモニア性窒素を、好気槽にて、安水活性汚泥中のアンモニア酸化細菌を用いて酸化して亜硝酸性窒素を生成させると共に、この亜硝酸性窒素含有液を無酸素槽に循環させ、前記無酸素槽にて、安水活性汚泥中の脱窒細菌および安水中のCOD成分を用いて、前記循環液中の前記亜硝酸性窒素を窒素ガスに還元することで前記COD成分の分解と脱窒を行い、前記無酸素槽の処理水は前記好気槽へ送液する生物学的硝化-脱窒素法を用いた安水からのアンモニア性窒素およびCOD成分の除去方法において、 前記脱窒細菌での生物分解が可能な安水中のCOD成分濃度を求め、当該COD成分濃度から前記無酸素槽における脱窒可能な前記亜硝酸性窒素量を推定すると共に、前記安水中のアンモニア性窒素濃度およびアルカリ度から前記好気槽における亜硝酸性窒素生成量を推定し、 前記2つの推定量から、前記無酸素槽への生物分解可能なCOD成分の添加の必要性と前記好気槽でのpH制御の必要性を決定し、 前記無酸素槽への生物分解可能なCOD成分添加も前記好気槽でのpH制御も行わない処理、前記無酸素槽への生物分解可能なCOD成分添加も好気槽でのpH制御も行う処理、又は、前記無酸素槽への生物分解可能なCOD添加のみを行なう処理のいずれかの処理を選択し、安水中の窒素をCOD成分との反応により除去することを特徴とする安水からの窒素およびCOD成分の除去方法。
IPC (2):
C02F 3/34 ,  C02F 3/30
FI (3):
C02F3/34 101A ,  C02F3/34 101C ,  C02F3/30 Z
F-Term (4):
4D040BB05 ,  4D040BB57 ,  4D040BB91 ,  4D040BB93
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (2) Cited by examiner (3)

Return to Previous Page