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J-GLOBAL ID:200903016197407432

化学発光試薬の製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 久保田 耕平
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1999261028
Publication number (International publication number):2001081455
Application date: Sep. 14, 1999
Publication date: Mar. 27, 2001
Summary:
【要約】【課題】 ペルオキシダーゼ酵素量に依存して過酸化物等により化学発光し、ペルオキシダーゼ酵素活性の測定が可能であり、かつ、変異原性を有する副生物を含有しない、ルシゲニン電荷移動錯体を主成分とする化学発光試薬の製造方法を提供する。【解決手段】 N,N'-ジ置換-9,9'-ビスアクリジニウム塩類(ルシゲニン等)及び N,N-ジ置換カルボン酸アミド化合物の混合物に光照射してN,N'-ジ置換-9,9'-ビスアクリジニウム塩類の電荷移動錯体を生成させた後、該反応混合物をクロマトグラフィーに付して精製することを特徴とする、変異原性を有する不純物を含有しない、安全性の高いN,N'-ジ置換-9,9'-ビスアクリジニウム塩類の電荷移動錯体を主成分とする化学発光試薬の製造方法。
Claim (excerpt):
下記一般式(1)【化1】(上記一般式(1)において、R1 及びR2 は、アルキル基、アリール基及びハロゲン化アリール基からなる群より選択され、互いに同一でも又は異なるものでもよく、R3R4R5 及びR6 は、水素原子、アルキル基、アリール基、アルコキシ基、アリーロキシ基及びハロゲン基からなる群より選択され、互いに同一でも又は異なるものでもよく、Xはn価の陰イオンであり、nは1又は2である。)で表わされるN,N'-ジ置換-9,9'-ビスアクリジニウム塩類を、下記一般式(2)【化2】(上記一般式(2)において、R1 は、炭素数1〜10のアルキル基、炭素数2〜10のアルケニル基及び炭素数6〜20のアリール基からなる群より選択され、アリール基は、アルキル基、ハロゲン基、ニトロ基、水酸基及びアミノ基等で置換されていてもよく、R2 は、メチル基及びエチル基からなる群より選択され、R3 は、炭素数1〜10のアルキル基、炭素数2〜10のアルケニル基及び炭素数6〜20のアリール基からなる群より選択され、アリール基は、アルキル基、ハロゲン基、ニトロ基、水酸基及びアミノ基等で置換されていてもよく、また、R1 及びR3 は、互いに結合して、それぞれが結合しているカルボニル基の炭素原子及びアミド基の窒素原子と共に環を形成していてもよい。)で表わされるN,N -ジ置換カルボン酸アミド化合物の存在下において光照射下に反応させることにより、下記一般式(3)【化3】(上記一般式(3)において、R1 及びR2 は、アルキル基、アリール基及びハロゲン化アリール基からなる群より選択され、互いに同一でも又は異なるものでもよく、R3R4R5 及びR6 は、水素原子、アルキル基、アリール基、アルコキシ基、アリーロキシ基及びハロゲン基からなる群より選択され、互いに同一でも又は異なるものでもよく、X・は、前駆体ビスアクリジニウム塩の対アニオンから電子が移動した残基である酸ラジカルを示す。)で表わされるN,N'-ジ置換-9,9'-ビスアクリジニウム塩類の電荷移動錯体を生成させた後に、該反応混合物をクロマトグラフィーに付して精製し、次いで活性画分を分離してから、下記一般式(4)【化4】(上記一般式(4)において、Rは、炭素数1〜5の二価の脂肪族炭化水素を表わし、mは、1〜3の整数を表わす。)で表わされるアミノアルコール化合物を添加することを特徴とする変異原性を有する不純物を含有しない化学発光試薬の製造方法。
IPC (2):
C09K 11/07 ,  C12Q 1/28
FI (2):
C09K 11/07 ,  C12Q 1/28
F-Term (6):
4B063QA01 ,  4B063QQ22 ,  4B063QR41 ,  4B063QR66 ,  4B063QS02 ,  4B063QX02
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (24)
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