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J-GLOBAL ID:200903021350213093

元素分析装置用X線検出器の散乱陽子リムーバ

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 大塚 忠
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2000018843
Publication number (International publication number):2001208857
Application date: Jan. 27, 2000
Publication date: Aug. 03, 2001
Summary:
【要約】【課題】 元素分析に悪影響を及ぼす解散乱陽子が、X線検出器へ進入しないように、阻止するコンパクトで使い勝手の良好な散乱陽子リムーバを提供する。【解決手段】 散乱陽子リムーバ10は、真空チャンバ1内に配置されたX線検出器5のX線導入用のスリーブ5aの先端部に装着する。リムーバ10には、散乱陽子の進入を磁場で阻止する本体11と、スリーブ5aの先端部への装着用の嵌合筒12とを設ける。本体11には、相互間にほぼ平行な磁束が生じるように磁極を対向させて2枚の永久磁石板14,14を配置し、それらの間を貫通して嵌合筒12に通じる通路16を設ける。通路16の周囲を合成樹脂製の被覆壁で囲こみ、内部に磁束を通す。通路16内の磁場で、散乱陽子を偏向させてX線検出器内への散乱陽子の進入を阻止する。鉄製のヨーク15で周辺への磁束の漏洩を抑え、周辺機器へ影響を除去する。
Claim (excerpt):
加速器から発射されたイオンビームを試料に照射し、試料から発生するX線のスペクトルにより元素分析を行う装置に用いられるX線検出器の散乱陽子リムーバであって、前記X線検出器内への散乱陽子の進入を磁場により阻止する本体と、前記X線検出器のX線導入用のスリーブの先端部に装着するための嵌合筒とを具備し、前記本体は、相互間にほぼ平行な磁束が生じるように磁極を対向させて配置された2枚の永久磁石板と、この2枚の永久磁石板の間を貫通して前記嵌合筒に通じ周囲を合成樹脂製の被覆壁で囲まれ内部に前記磁束を通す通路と、この通路の両端を開口させて前記永久磁石板の外周を被覆する鉄製のヨークとを具備し、前記本体の通路内の磁場で散乱陽子を偏向させて前記X線検出器内への散乱陽子の進入を阻止することを特徴とする元素分析装置用X線検出器の散乱陽子リムーバ。
IPC (4):
G01T 7/00 ,  G01N 23/225 ,  G21K 1/093 ,  G21K 3/00
FI (4):
G01T 7/00 B ,  G01N 23/225 ,  G21K 1/093 D ,  G21K 3/00 W
F-Term (23):
2G001AA05 ,  2G001BA05 ,  2G001CA01 ,  2G001DA01 ,  2G001DA03 ,  2G001DA10 ,  2G001EA06 ,  2G001GA01 ,  2G001KA01 ,  2G001NA16 ,  2G001PA07 ,  2G001SA02 ,  2G001SA10 ,  2G088EE29 ,  2G088EE30 ,  2G088FF03 ,  2G088JJ08 ,  2G088JJ16 ,  2G088JJ17 ,  2G088JJ18 ,  2G088JJ29 ,  2G088JJ30 ,  2G088JJ37
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (5)
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