Pat
J-GLOBAL ID:200903044616418982

表面親水性成形物の製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 高橋 勝利
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1998113342
Publication number (International publication number):1999302421
Application date: Apr. 23, 1998
Publication date: Nov. 02, 1999
Summary:
【要約】【課題】 充分な親水性(生体適合性)と耐久性に優れた表面を有し、且つ成形物の性能低下を呈しない成形物を提供すること。【解決手段】 (1)1分子中に重合性不飽和二重結合を2個以上有する疎水性化合物(a) と光重合開始剤とを含有する疎水性の光重合性組成物を任意形状に賦形した賦形物(b)を形成する第1工程、 (2)賦形物(b)の表面に、重合性不飽和二重結合、4級アミノ基及びリン酸アニオン基を有する化合物(c) を含有する親水性液体(d)に接触させる第2工程、 (3)前記接触状態下の賦形物(b)に活性光線を照射することによって、()賦形物(b)を硬化させると共に、()賦形物(b)と親水性液体(d)との接触界面で、 疎水性化合物(a)と親水性化合物(c)とを共重合させて疎水性の賦形物(b)の表面に親水性化合物(c)の分子を化学的に結合させるが、()親水性液体(d)の中では前記接触界面を除き光重合反応を起こさせない第3工程とから成る表面親水性成形物の製造方法。
Claim (excerpt):
(1)1分子中に重合性不飽和二重結合を2個以上有する疎水性化合物(a)と光重合開始剤とを含有する疎水性の光重合性組成物を薄膜状、糸状、ビーズ状、その他の任意形状に賦形した賦形物(b)を形成する第1工程と、(2)賦形物(b)の表面に、重合性不飽和二重結合を有する親水性化合物(c)を含有する親水性液体(d)に接触させる第2工程と、(3)前記接触状態下の賦形物(b)に活性光線を照射することによって、(イ)賦形物(b)を硬化させると共に、(ロ)賦形物(b)と親水性液体(d)との接触界面で、疎水性化合物(a)と親水性化合物(c)とを共重合させて疎水性の賦形物(b)の表面に親水性化合物(c)の分子を化学的に結合させるが、(ハ)親水性液体(d)の中では前記接触界面を除き光重合反応を起こさせない第3工程とから成る表面親水性成形物の製造方法において、重合性不飽和二重結合を有する親水性化合物(c)として、4級アミノ基及びリン酸アニオン基を有する重合性化合物を用いることを特徴とする表面親水性成形物の製造方法。
IPC (12):
C08J 7/06 ,  A61K 47/30 ,  C08J 5/00 CFJ ,  C08J 5/18 CFJ ,  C09D 4/00 ,  C09D 5/00 ,  C08F 2/50 ,  C08F230/02 ,  C08J 7/04 ,  D06M 10/00 ,  D06M 15/267 ,  C08L 43:02
FI (11):
C08J 7/06 Z ,  A61K 47/30 B ,  C08J 5/00 CFJ ,  C08J 5/18 CFJ ,  C09D 4/00 ,  C09D 5/00 Z ,  C08F 2/50 ,  C08F230/02 ,  C08J 7/04 T ,  D06M 10/00 K ,  D06M 15/267
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (7)
Show all

Return to Previous Page