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J-GLOBAL ID：200903047154568184

塩素原子含有樹脂を含む廃プラスチックの熱分解処理方法

Inventor： 大隈 修 ,  清水 孝浩 ,  坂田 弘隆 ,  斎藤 彰 ,  多田 俊哉
Applicant, Patent owner： 株式会社神戸製鋼所
Agent (1)： 植木 久一
Gazette classification：公開公報
Application number (International application number)：1995196862
Publication number (International publication number)：1997040804
Application date： Aug. 01, 1995
Publication date： Feb. 10, 1997
Summary：

【要約】【課題】 炭化物の生成を抑制しながら、効率的に加熱でき、かつ重質油や軽中質油等の再資源化可能な油化物質の回収率を著しく高めることができる塩素原子含有樹脂を含むプラスチックの熱分解処理方法を提供する。【解決手段】 塩素原子含有樹脂を含む廃プラスチックに分散媒を添加して熱分解処理を行うことによって、炭化物の生成を抑制しつつ油化物質を得るところに要旨を有する。分散媒の添加によって、溶融プラスチックの流動特性が高められて温度分布の均一化が図れるため、炭化物の生成抑制が可能になったものである。特に分散媒として、水素を供与する能力を有する炭化水素系物質を利用すると、ラジカルの発生濃度を低減し、しかも発生したラジカルを安定化させる効果を有するため、一層炭化物生成抑制効果が向上する。

Claim (excerpt)：

塩素原子含有樹脂を含む廃プラスチックを熱分解して処理する方法において、該廃プラスチックと共に分散媒を添加して、炭化物の生成を抑制しつつ油化物質を得ることを特徴とする熱分解処理方法。

IPC (2)：

C08J 11/18 CEU ,  B29B 17/00 ZAB

FI (2)：

C08J 11/18 CEU ,  B29B 17/00 ZAB

Patent cited by the Patent：

Cited by applicant (4)

• 廃プラスチックスの処理方法
  Gazette classification：公開公報   Application number：特願平6-244932   Applicant：三井石炭液化株式会社
• 特開昭61-159489
  
• 合成重合体の熱分解による油の製造方法
  Gazette classification：公開公報   Application number：特願平5-226585   Applicant：三井石油化学工業株式会社
• プラスチックスを含む廃棄物を無害化処理して炭素資源化する方法
  Gazette classification：公開公報   Application number：特願平6-132416   Applicant：元田電子工業株式会社

Cited by examiner (1)

• 廃プラスチックスの処理方法
  Gazette classification：公開公報   Application number：特願平6-244932   Applicant：三井石炭液化株式会社