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J-GLOBAL ID:200903051261426748

陽電子減速装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 工業技術院電子技術総合研究所長
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1997365558
Publication number (International publication number):1999183697
Application date: Dec. 22, 1997
Publication date: Jul. 09, 1999
Summary:
【要約】【課題】 本発明は、高い効率で陽電子を減速することができるとともに、長期間安定的に使用することができる陽電子減速装置を提供することを目的とする。【解決手段】 本発明の陽電子減速装置は、タングステン減速材1、タングステン減速材1を加熱する加熱機構2、酸素導入機構3から構成されている。タングステン減速材1は、低速陽電子5が通過できかつ酸化が内部まで進行しない程度の極微量の酸素雰囲気中で加熱されると共に、これに高エネルギーの陽電子4が入射される。これによって、熱と表面での酸素の働きにより表面への炭素の堆積やポジトロニウムの形成を抑え、陽電子の再放出現象により表面から再放出される陽電子を取り出すことにより、高効率の陽電子の減速を実現する。
Claim (excerpt):
高エネルギーの陽電子をタングステン減速材に入射して該減速材表面での陽電子の再放出現象により陽電子を減速する陽電子減速装置において、減速された低速陽電子が散乱されずに通過できかつ酸化が内部まで進行しない程度の微量の酸素ガス雰囲気中を形成する手段と、タングステン減速材を加熱することにより、熱と表面での酸素の働きにより表面への炭素の堆積やポジトロニウムの形成を抑えるための加熱手段と、から成る陽電子減速装置。
IPC (2):
G21K 1/00 ,  G21K 1/10
FI (2):
G21K 1/00 E ,  G21K 1/10 A
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (6)
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