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J-GLOBAL ID:200903055623524684

蛍光消光による核酸の検出

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 奥山 尚男 (外3名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1998267492
Publication number (International publication number):1999155598
Application date: Sep. 22, 1998
Publication date: Jun. 15, 1999
Summary:
【要約】【課題】 本発明は、核酸および標的配列の検出方法、特に蛍光消光を用いる検出方法に関する。【解決手段】 蛍光消光システムによる核酸の標的配列の検出に、検出用核酸が使用される。検出用核酸は少なくとも2本のオリゴヌクレオチドを含み、部分的に一本鎖で、部分的に二本鎖である。ドナー/アクセプター染料対は、ドナー/アクセプター染料対の2つの染料の一方は第一のオリゴヌクレオチドに、もう一方は第二のオリゴヌクレオチドに結合され、第一および第二のオリゴヌクレオチドが塩基対合している時には近接して、ドナー蛍光が消光される。標的が存在しない場合には、検出オリゴヌクレオチドは、その一部は一本鎖、一部は二本鎖の形態を保持している。しかし、標的が存在する場合には、検出用核酸は第一のオリゴヌクレオチドから置換され、ドナーおよびアクセプター染料間距離は開き、蛍光の変化を引き起こす。
Claim (excerpt):
a)核酸の標的配列を検出用核酸とハイブリッド形成させるステップと、ここで、該検出用核酸は、i)該検出用核酸が分子間塩基対合部分と、標的と結合する一本鎖配列とを含むように、第一のオリゴヌクレオチドよりも短い第二のオリゴヌクレオチドとハイブリッド形成した第一のオリゴヌクレオチドと、ii)第一または第二の染料の蛍光が消光されるように、該検出用核酸に結合された蛍光ドナー/アクセプター染料対を形成する第一および第二の染料とを含んでなり、b)プライマー伸長反応において、第一のオリゴヌクレオチドに対して相補的な鎖を合成し、これによって第一のオリゴヌクレオチドから第二のオリゴヌクレオチドを置換し、蛍光パラメーターを変化させるステップと、c)蛍光パラメーターの変化を、標的配列の存在の指標として検出するステップとを含む核酸の標的配列の存在を検出する方法。
IPC (6):
C12Q 1/68 ,  C07H 21/00 ,  C12N 15/09 ZNA ,  G01N 21/64 ,  G01N 33/542 ,  G01N 33/566
FI (6):
C12Q 1/68 A ,  C07H 21/00 ,  G01N 21/64 C ,  G01N 33/542 A ,  G01N 33/566 ,  C12N 15/00 ZNA A
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (3)

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