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J-GLOBAL ID:200903058854110679

多層構造重合体粒子並びにその製造方法及び用途

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1998116024
Publication number (International publication number):1999292940
Application date: Apr. 10, 1998
Publication date: Oct. 26, 1999
Summary:
【要約】【課題】 そのもの自体又はそれと合成樹脂との樹脂組成物を成形品とした場合、弾性回復性に優れた成形品を与えることが可能な、新規な多層構造重合体粒子を提供する。【解決手段】 本発明は、アクリル酸エステル及び多官能性単量体を含む単量体混合物の共重合によって形成されるゴム成分層(I)並びにメタクリル酸エステル及び他の単量体からなる単量体混合物の共重合によって形成される熱可塑性樹脂成分層(II)を有し、以下の条件(1)〜(3)を満足する多層構造重合体粒子である。(1)最外層を構成する熱可塑性樹脂成分の数平均分子量は30,000以下。(2)層(I)/層(II)の重量比は30/70〜90/10。(3)平均粒子径は150nm以下。
Claim (excerpt):
(1)少なくとも1つの下記ゴム成分層(I)を内部に有し、かつ少なくとも1つの下記熱可塑性樹脂成分層(II)を少なくとも最外部に有する、2つ以上の層からなる多層構造重合体粒子であって;(2)ゴム成分層(I)は、アクリル酸エステル50〜99.99重量%、該アクリル酸エステルと共重合可能な他の単官能性単量体49.99〜0重量%及び多官能性単量体0.01〜10重量%からなる単量体混合物(i)の共重合によって形成される重合体層であり;(3)熱可塑性樹脂成分層(II)は、メタクリル酸エステル40〜99重量%及び該メタクリル酸エステルと共重合可能な他の単量体60〜1重量%からなる単量体混合物(ii)の共重合によって形成される重合体層であり;(4)熱可塑性樹脂成分層(II)のうち最外部に位置する層を構成する重合体について、GPC法で測定された数平均分子量は30,000以下であり;(5)ゴム成分層(I)の総重量と熱可塑性樹脂成分層(II)の総重量との比は、層(I)/層(II)において30/70〜90/10の範囲内であり;(6)平均粒子径が150nm以下である;ことを特徴とする多層構造重合体粒子。
IPC (3):
C08F265/06 ,  C08F 2/38 ,  C08L 51/04
FI (3):
C08F265/06 ,  C08F 2/38 ,  C08L 51/04
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (7)
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