Pat
J-GLOBAL ID:200903068091699523
耐海水防食方法
Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
渡部 温
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2005352179
Publication number (International publication number):2006138020
Application date: Dec. 06, 2005
Publication date: Jun. 01, 2006
Summary:
【課題】 鉄系の金属からなる構造部材の海水による腐食を十分に防止することができるとともに、環境にも優しい耐海水防食方法を提供する。【解決手段】 本発明の耐海水防食方法においては、3Al2O3・2SiO2のセラミックスのパウダーを、アモルファス相が出る条件で鉄系金属部材表面に溶射する。そして、溶射皮膜中の貫通気孔にアモルファス相のネットワークを形成し、ネットワークにおいて鉄イオンを鉄酸化物として析出させる。鉄酸化物は皮膜中の貫通気孔をふさぎ、構造部材が海水と接触した場合に海水が直接に構造部材と接触しないため、鉄系の金属からなる構造部材が海水による腐食を防止できる。【選択図】 図3
Claim (excerpt):
鉄系の金属からなる構造部材に対する海水による腐食を防ぐ方法であって、
3Al2O3・2SiO2のパウダーを準備し、
該パウダーを、溶射被膜のX線回折結果において、連続したアモルファス相の存在を示す線が現れるアモルファス相が形成される以下の条件で、前記部材表面にプラズマ溶射することを特徴とする耐海水防食方法;
アーク電流を500〜750A、アーク電圧を33〜45V、溶射距離(ノズルと構造体間の距離)は10.0〜12.5cmとし、
アルゴン、水素及びヘリウムの混合ガス中で溶射を行い、それぞれの混合比(アルゴン:水素及びヘリウム)を10:1〜10:2とする。
IPC (3):
C23C 4/12
, C23F 15/00
, C23C 4/10
FI (3):
C23C4/12
, C23F15/00
, C23C4/10
F-Term (13):
4K031AB02
, 4K031AB09
, 4K031CB07
, 4K031CB42
, 4K031CB43
, 4K031DA04
, 4K031EA01
, 4K031EA10
, 4K031EA11
, 4K062AA01
, 4K062BA14
, 4K062EA08
, 4K062FA01
Return to Previous Page