Pat
J-GLOBAL ID:200903071064797417
光応答性DNA薄膜を用いたセンシング素子
Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
小倉 亘
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2002154388
Publication number (International publication number):2003344286
Application date: May. 28, 2002
Publication date: Dec. 03, 2003
Summary:
【要約】【目的】 光応答性DNA薄膜25をセンシング素子に使用することにより、気体,液体等の測定対象流体を応答性良く高感度測定する。【構成】 蛍光分子を二重螺旋部にインターカレート又はグルーブに或いは疎水性外周部に取り込んだDNA又は疎水処理DNAの溶液から成膜される光応答性DNA薄膜25を、金属薄膜24を介して固体基板22に積層し、光応答性DNA薄膜25の上方に透光板で閉じられた測定空間Vが設ける。全反射角を超えた入射角θで励起光L1がプリズム21の一面に入射するように、回転テーブル23の回転量によってプリズム21に対する入射角θが調整される。ある入射角θで光応答薄膜25に閉じ込められた励起光L1で励起された光応答薄膜25から発する蛍光L2の強度は、測定空間Vに送り込まれた測定対象流体Sと光応答薄膜25との相互作用により敏感且つ高速に変化し、蛍光分光光度計33で蛍光強度が測定され又はスペクトル分析される。高感度蛍光測定に併せ、励起光の反射強度変化も測定・分析可能である。
Claim (excerpt):
マッチング媒体を介して励起光入射側表面にプリズムが接合された光透過性固体基板と、光透過性固体基板の他面に金属薄膜を介して堆積された光応答性DNA薄膜と、光応答薄膜の上方に透光板で閉じられ、測定対象流体Sを流動させ又は収容する測定空間と、全反射角を超えた入射角で励起光がプリズムの一面に入射するように光応答性固体基板を搭載し、回転量が調節可能な回転テーブルとを備え、表面プラズモン共鳴又は導波モード条件を満足する入射角の入射光を閉じ込めることにより励起された光応答性DNA薄膜から発する蛍光が測定空間の測定対象流体を透過して測定系に送られることを特徴とする光応答性DNA薄膜を用いたセンシング素子。
IPC (3):
G01N 21/64
, C12M 1/34
, G01N 33/543 595
FI (3):
G01N 21/64 G
, C12M 1/34 Z
, G01N 33/543 595
F-Term (22):
2G043AA01
, 2G043BA12
, 2G043BA13
, 2G043BA14
, 2G043CA01
, 2G043CA03
, 2G043DA04
, 2G043EA01
, 2G043GA03
, 2G043GA07
, 2G043GB01
, 2G043GB03
, 2G043GB16
, 2G043HA01
, 2G043HA02
, 2G043JA01
, 2G043LA02
, 4B029AA07
, 4B029AA27
, 4B029BB20
, 4B029CC03
, 4B029FA09
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