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J-GLOBAL ID:200903078527885900
微細構造体、微細構造体の作製方法、ラマン分光方法および装置
Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (2):
柳田 征史
, 佐久間 剛
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2003411790
Publication number (International publication number):2005172569
Application date: Dec. 10, 2003
Publication date: Jun. 30, 2005
Summary:
【課題】 ラマン散乱光の増強機能を有するデバイスであって、高性能、高品質かつ作製が比較的容易なデバイスを提供する。【解決手段】 例えばアルミニウム層4からなる基体1を陽極酸化することにより、表面に複数の微細孔6が形成された構造の基体2を得る。基体2の微細孔6に電気メッキなどにより金属を充填して金微粒子8を形成する。メッキ処理は、金属が基体2の表面と同位置まで充填された後、金微粒子8の頭部が基体2の表面よりも上に突出し、且つその頭部の径が前記微細孔の孔径よりも大きい構造となるまで継続する。望ましくは、金微粒子の頭部同士の隙間が10nm以下になるまでメッキ処理を継続する。このようにして形成された構造では、頭部の隙間部分に生じた電場によりラマン散乱光が効果的に増強されるので高いラマン増強効果が得られる。また、予め形成された微細孔内に金微粒子を配置するので表面構造は均質であり、ラマン分光において安定した結果が得られる。【選択図】 図1
Claim (excerpt):
一表面に複数の金属微粒子が分布配置された構造の微細構造体であって、
基体の一表面に1μm以下の間隔で分布形成された複数の微細孔内に、局在プラズモン共鳴を誘起し得る大きさの金属微粒子であって該金属微粒子の頭部が前記基体の表面よりも上に突出し且つ該頭部の径が前記微細孔の孔径よりも大きい金属微粒子が配置された構造の微細構造体。
IPC (3):
G01N21/65
, B82B1/00
, B82B3/00
FI (3):
G01N21/65
, B82B1/00
, B82B3/00
F-Term (11):
2G043AA01
, 2G043BA16
, 2G043DA06
, 2G043EA03
, 2G043GA07
, 2G043GB01
, 2G043GB02
, 2G043GB05
, 2G043GB16
, 2G043JA01
, 2G043KA09
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (8)
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