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J-GLOBAL ID:200903092502123251
新規ニトリラーゼ、および2-ヒドロキシ-4-メチルチオ酪酸の製造方法
Inventor:
,
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
清水 初志 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1999229109
Publication number (International publication number):2001054380
Application date: Aug. 13, 1999
Publication date: Feb. 27, 2001
Summary:
【要約】【課題】 2-ヒドロキシ-4-メチルチオ酪酸(HMBA)の製造に有用なニトリラーゼと、このニトリラーゼによるHMBAの製造方法の提供。【解決手段】 ロドコッカス・ロドクラウス(Rhodococcus rhodochrous)B24-1株由来の新規ニトリラーゼが提供された。このニトリラーゼはアンモニア耐性を持ち、300mMを越えるHMBAを蓄積することができる。
Claim (excerpt):
ロドコッカス・ロドクラウス(Rhodococcus rhodochrous)に由来し、下記の理化学的性質を有するニトリラーゼ。(a)作用:ニトリル化合物のニトリル基に作用し、ニトリル基をカルボン酸基とアンモニアに加水分解する反応を触媒する。(b)分子量:SDS-ポリアクリルアミドゲル電気泳動における分子量が約40kDaであり、ゲルろ過クロマトグラフィーによる分子量が約400kDaを示す。(c)基質特異性: 脂肪族ニトリル、芳香族ニトリル、複素環ニトリルに作用する。(d)温度安定性:pH 6.5で15分間熱処理した場合、40°Cまでは安定であったが、50 °Cで約40%の失活が認められ、60°C以上では完全に失活する。(e)至適温度:pH 6.5で反応させる場合、温度約50°Cにおいて作用が至適である。(f)安定化剤:1 mMジチオスレイトール、1 mMメルカプトエタノールによって、その活性が安定に保持され、さらにこれらによって活性化される。(g)阻害剤:Hg++、Cu++、およびp-chloromercuribenzoateにより失活する(h)アンモニア耐性:1.5M 硫酸アンモニウムに対しても阻害を受けない。
IPC (4):
C12N 9/78
, C12N 1/20
, C12P 13/00
, C12R 1:01
FI (3):
C12N 9/78
, C12N 1/20 A
, C12P 13/00
F-Term (13):
4B050CC01
, 4B050DD02
, 4B050FF04E
, 4B050FF09E
, 4B050FF13E
, 4B050LL05
, 4B064AE61
, 4B064CA02
, 4B064CA21
, 4B064DA20
, 4B065AA45X
, 4B065CA15
, 4B065CA43
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