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J-GLOBAL ID:200903094530496830

ポリオレフィン系樹脂組成物

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 野中 克彦
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1998158341
Publication number (International publication number):1999335515
Application date: May. 22, 1998
Publication date: Dec. 07, 1999
Summary:
【要約】【課題】 低比重を保持しながら、シロッコファンに要求される剛性、耐熱剛性、引張強度、ウエルド引張強度、高温下での耐高速回転性及び座屈強度を充分備えたシロッコファン用途に好適なポリオレフィン系樹脂組成物を提供するものである。【解決手段】 高剛性プロピレン・エチレンブロック共重合体(イ)70〜80重量%及び高結晶性ポリプロピレン(ロ)20〜30重量%とからなるポリオレフィン系樹脂組成物、又は造核剤及び無機充填剤から選ばれた1種又は2種以上を配合してなるポリオレフィン系樹脂組成物。
Claim (excerpt):
チタン、マグネシウム、ハロゲン及び多価カルボン酸エステルを必須成分として含有する固体触媒成分(A)と有機アルミニウム化合物(B)と一般式R4xR5ySi(OR6)z(式中R4、R6は炭化水素基、R5は炭化水素基又はヘテロ原子を含む炭化水素基を示し、x+y+z=4,0≦x≦2,1≦y≦3,1≦z≦3である。)で表される有機ケイ素化合物(C)を組み合わせた触媒系を用い、第1段階として2槽以上の重合器を直列に用いた重合工程(I)でプロピレンの単独重合を実施して全重量の60〜95重量%を製造し、第2段階として1槽以上の重合器を用いた重合工程(II)でプロピレンとエチレンの共重合を実施してエチレンの含有量が30〜80重量%のプロピレン・エチレン共重合部を全重量の5〜40重量%製造してなるプロピレン・エチレンブロック共重合体において、重合工程(I)の各槽で得られる重合体のメルトフローレート(単位:g/10min;以下、同じ。)の最高値(以下MFR(h)と言う)と最小値(MFR(l)と言う)とが0.1≦log(MFR(h)/MFR(l))≦1なる関係を有し、重合工程(I)で得られたプロピレン重合体のアイソタクチックペンタッド分率(P)が0.96以上、Mw/Mn(Q値)が6以下であり、かつ、重合工程(I)で得られる重合体のメルトフローレート(以下MFR(i)と言う)と重合工程(II)で得られる重合体のメルトフローレート(以下MFR(ii)という)とが3≦log(MFR(i)/MFR(ii))≦7なる関係を有する高剛性プロピレン・エチレンブロック共重合体(イ)70〜80重量%及び高結晶性ポリプロピレン(ロ)20〜30重量%とからなるポリオレフィン系樹脂組成物。
IPC (6):
C08L 53/00 ,  C08K 3/00 ,  C08K 5/00 ,  F24F 1/00 ,  C08F297/08 ,  C08L 23:10
FI (5):
C08L 53/00 ,  C08K 3/00 ,  C08K 5/00 ,  F24F 1/00 ,  C08F297/08
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (6)
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