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J-GLOBAL ID:201103010933905372

密封式MAS試料管

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2009242932
Publication number (International publication number):2011089861
Application date: Oct. 22, 2009
Publication date: May. 06, 2011
Summary:
【課題】温度変化による試料の体積変化や試料空間の圧力変化に対応して、気密性を保ちながら、より広い温度範囲で利用できる、MAS試料管を提供する。【解決手段】密封式MAS試料管は、試料収納部の少なくとも一方の栓体は、本体の筒状内面との接触により試料収納部を密閉する密封栓と、前記密封栓の本体からの抜け出しを阻止する固定栓とからなり、前記固定栓による抜け出し阻止位置まで本体の軸線に沿って移動し得るように、前記密封栓と前記固定栓との間に移動しろを有して設置され、前記密封栓の移動しろは、NMR測定時の試料の熱膨張による密封栓の移動量と等しいか、それより大きくしてあること、前記密封栓と固定栓との間に両者の相対的な遠近を許す弾性体が介在されていること、また前記弾性体は前記密封栓に一体化され、密封栓が前記固定栓に近づくほど、密封栓を本体の径方向に膨張させるクサビが固定栓の内側に設けてあることを特徴とする。【選択図】図1
Claim (excerpt):
核磁気共鳴(NMR)測定において、マジックアングルスピニング(MAS)プローブ装置に試料を設定するために用いられる、内部を試料収納部とする筒状体を本体とし、この試料収納部内に試料を密封保持する栓体とからなる密封式MAS試料管であって、試料収納部の少なくとも一方の栓体は、前記本体の筒状内面との接触により前記試料収納部を密閉する密封栓と、前記密封栓の本体からの抜け出しを阻止する固定具とからなり、前記密封栓が、前記固定具による抜け出し阻止位置まで本体の軸線に沿って移動し得るように、前記密封栓と前記固定具との間に移動しろを有して設置されていることを特徴とする密封式MAS試料管。
IPC (2):
G01R 33/30 ,  G01N 24/08
FI (2):
G01N24/02 510A ,  G01N24/08 510S
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (6)
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Cited by examiner (6)
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Article cited by the Patent:
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