Proj
J-GLOBAL ID:202104005404922641
Research Project code:09157901
ペプチドのβ-シート構造を利用した組織工学用足場の創出
ペプチドのβ-シート構造を利用した組織工学用足場の創出
Study period:2009 - 2009
Organization (1):
Principal investigator:
(
, 化学生命工学部, 教授 )
Research overview:
本研究は、ペプチドの特徴的な2次構造であるβ-シート構造を用いて、その自己組織化能を利用することにより、組織工学用材料として3次元の細胞接着性足場を創出することを目的とする。そのためにβ-シート構造を形成するペプチドと細胞との親和性を向上させるペプチドを融合することにより、飛躍的に多機能となるペプチドファイバーを分子設計する。キーとなるペプチドの合成・構造・細胞接着性足場の評価をはじめ、組織工学・再生医療用材料としての機能との相関性を、実験・理論の両面から系統的に行うことが可能であることが特徴である。また、実用化に向けてペプチド材料を製造・販売している企業との連携により、より有用性の高い材料にするための医学系研究機関と生物学的な試験を広範囲で実施する予定である。これらの材料開発が実現できれば医療分野(再生医療)の細胞の足場として大きく貢献できるものである。また、医療現場での要求が非常に高いため、開発を急がねばならないテーマである。
Terms in the title (5):
Terms in the title
Keywords automatically extracted from the title.
,
,
,
,
Research program:
>
>
>
>
Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency
Return to Previous Page