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J-GLOBAL ID:202104020468552553  Research Project code:11101929

ケミカルバイオロジーにおける高効率・高汎用型分子標識システムの開発

ケミカルバイオロジーにおける高効率・高汎用型分子標識システムの開発
Study period:2011 - 2011
Organization (1):
Research responsibility: ( , 薬学部, 教授 )
Research overview:
Npys基を用いた固相担持型SH選択的ビオチン標識システムを応用し、リンカー付きビオチン標識試薬、親水性リンカー付きビオチン標識試薬、蛍光分子標識試薬、オリゴアルギニン導入試薬の合成を達成した。また、実際にSH基を有する低分子化合物に対し標識・導入反応を行い、対応する化合物が得られる事を確認した。特にリンカー付きビオチン標識試薬、蛍光分子標識試薬については標識された化合物がそれぞれ94%、91%という高純度で得られる事を明らかにした。更にSH選択的ビオチン標識試薬が冷蔵・冷凍の保管条件の下、3ヶ月経過後も合成直後と変わらない標識性能を維持することを明らかにし、本分子標識システムの創製を成し遂げた。
Research program:
Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency

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