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J-GLOBAL ID:201602230686771241   整理番号:16A1364097

β-カロチン,ビタミンC,葉酸またはビタミンEの習慣的食事性摂取量は健康成人の上腕足首間脈波伝播速度の一塩基多型と相互作用する可能性がある

Habitual dietary intake of β-carotene, vitamin C, folate, or vitamin E may interact with single nucleotide polymorphisms on brachial-ankle pulse wave velocity in healthy adults
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巻: 55  号:ページ: 855-866  発行年: 2016年03月 
JST資料番号: C0778B  ISSN: 1436-6207  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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目的 遺伝学と食事との相互作用は心血管疾患に及ぼすビタミン摂取の保護の役割における現在の意見の不一致を説明する可能性がある。著者らは動脈剛性の測定値である上腕足首間脈波伝播速度(baPWV)に及ぼすβ-カロチン,ビタミンC,葉酸及びビタミンEの習慣的食事性摂取量と一塩基多型(SNPs)との相互作用を断面的に評価した。方法 β-カロチン,ビタミンC,葉酸及びビタミンEの食事性摂取量は韓国多地域共同体コホート研究からの健康な男女(≧40歳)3198名の食物摂取頻度調査票により定量化した。baPWVを測定し,19のSNPsを遺伝子型解析した。食事性ビタミン摂取量,SNP遺伝子型及びbaPWVの関連と相互作用を一般線形モデルにより評価した。結果 男女においてβ-カロチン,ビタミンC,葉酸またはビタミンEの食事性摂取量とbaPWVは直接的に関連しなかった。ビタミンC,葉酸及びビタミンE摂取量は男性におけるbaPWVのrs4961(ADD1)遺伝子型と相互作用を有していた。女性でもrs4961はbaPWVに関して葉酸摂取量と相互作用した。女性ではrs10817542(ZNF618)及びrs719856(CD2AP)がβ-カロチン及び葉酸の摂取量と相互作用し,rs5443(GNB3)はbaPWVに関してビタミンE摂取量と相互作用した。一般に低ビタミン摂取量のマイナー対立遺伝子ホモ接合体は,サブグループより高いbaPWVを有した。サプリメント使用者を除外したとき,結果は同様であった。結論 rs4961のマイナー対立遺伝子ホモ接合体である健康な韓国人男性において食事性ビタミンC,葉酸及びビタミンEの高い摂取量は,高いbaPWVと関連する可能性がある。健康な韓国人女性では食事性葉酸,β-カロチン及びビタミンE摂取量はrs4961,rs10817542,rs719856またはrs5443の遺伝子型によりbaPWVに異なって影響する可能性がある。これらの栄養素の食事性摂取量が増加すると,遺伝的に動脈剛性になりやすいヒトを保護する可能性がある。Copyright 2015 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.
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生体計測・解析一般  ,  遺伝的変異 
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