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J-GLOBAL ID:201602246573648206   整理番号:16A0836797

Mg-Zn-Y系中のシンクロ型10H-型LPSO相の塑性変形挙動

Plastic deformation behavior of 10H-type synchronized LPSO phase in a Mg-Zn-Y system
著者 (7件):
資料名:
巻: 109  ページ: 90-102  発行年: 2016年05月01日 
JST資料番号: A0316A  ISSN: 1359-6454  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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著者らは,最近Mg-Zn-Y系中,10H結晶構造を持つ新しいタイプのシンクロ型長周期積層規則化(LPSO)相結晶の作製に成功した。10H LPSO相中では,Zn/Y濃化L1<sub>2</sub>状クラスターの長周期規則化が,以前報告されたZn/Y濃化層中の18R LPSO相中のものより著しく発達した。10H相中で活動する変形モードとして,(0001)〈11<span style=text-decoration:overline>2</span>0〉底面すべりが優勢であることを明らかにした。さらに,底面すべりの活動が巨視的に抑制される条件下で,変形キンク帯の形成が確認された。これらの特徴は,18R相中に観察されたものと同様であるが,変形挙動に,Zn/Y濃化層中の面内規則化の発達によるいくつかの相違も観察された。10H結晶の変形中に変形キンク帯の形成は局在化され,L1<sub>2</sub>状クラスターの長周期規則化が顕著な500°Cで24hアニールした試料中で,キンク帯形成の局在化が促進された。さらに,高温変形時に,10H結晶中で非底面すべりの活動が抑制された。キンク帯形成の局在化と非底面すべりの禁止は,10H結晶の変形時に頻繁なマイクロクラックの形成を誘起し,それは変形の初期段階で破壊をもたらした。実験結果は,Zn/Y濃化層中のL1<sub>2</sub>状クラスターの面内規則化の発達が,シンクロ型LPSO相の延性に著しく有害であることを示した。Copyright 2016 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
変態組織,加工組織  ,  機械的性質 

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