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J-GLOBAL ID：201702268808072269   整理番号：17A0695265

表面増強ラマン分光装置による果物ベースの食品におけるフルクトース及びペクチンの検出

Fructose and Pectin Detection in Fruit-Based Food Products by Surface-Enhanced Raman Spectroscopy

著者 (5件)： CAMERLINGO Carlo (SPIN, CNR, Pozzuoli (Na), ITA) ,  PORTACCIO Marianna (Universita della Campania “Luigi Vanvitelli“, Naples, ITA) ,  TATE Rosarita (Inst. of Genetics and Biophysics-ABT, CNR, Naples, ITA) ,  LEPORE Maria (Universita della Campania “Luigi Vanvitelli“, Naples, ITA) ,  DELFINO Ines (Universita della Tuscia, Viterbo, ITA)
資料名： Sensors (Web)  (Sensors (Web))
巻： 17  号： 4  ページ： WEB ONLY  発行年： 2017年04月 
JST資料番号： U7015A  ISSN： 1424-8220  CODEN： SENSC9  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 表面増強ラマン分光装置(SERS)は,弱いラマンシグナルを持つ果物の果汁や果肉等を含む不透明なサンプルの調査が可能である。本論文では,フルクトース及びペクチンの存在を証明するため,生物学的リンゴ果汁およびリンゴ/セイヨウナシ果肉を研究した。フルクトース及びペクチンは,これらの種類の製品の品質評価に対して大いに関係する成分である。SERS測定を行うために30nmの金ナノ粒子で修飾したスライドガラスで構成される低コスト,手製の基質を設計し,用いた。従来のマイクロラマン分光装置の構成と“ウェーブレット”ノイズ除去アルゴリズム及びバックグラウンド除去法に基づいた適切なデータ処理を採用することによって,明確なラマン特徴を持ったペクチン及びフルクトースのスペクトルが得られた。この結果から,食品工業における製品特性評価に対するSERSの有効性が確認され,また採用したSERS基質の製作過程の低コスト及び比較的な容易さも熟考に値する。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *表面増強Raman分光法 ,  *ペクチン ,  *果物 ,  果汁 ,  果肉 ,  リンゴ ,  セイヨウナシ ,  波束 ,  食品成分 ,  *食品分析 ,  果実飲料 ,  金ナノ粒子 ,  ヘキソース ,  ケトース

分類 (3件)： 果実飲料,加工飲料  (FJ06020S) ,  果実とその加工品  (FJ11030Z) ,  食品の分析  (FJ01030U)

物質索引 (1件)： フルクトース

タイトルに関連する用語 (6件)： 増強 ,  ラマン分光 ,  果物 ,  食品 ,  フルクトース ,  ペクチン