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J-GLOBAL ID：201702270890496957   整理番号：17A0087427

コンクリート中に存在する気泡の役割と制御の解明に向けて-JCIコンクリート中の気泡の役割・制御に関する研究委員会の活動より-

著者 (6件)： 濱幸雄 (室蘭工大) ,  緒方英彦 (鳥取大) ,  林大介 (鹿島建設 技研) ,  阿波稔 (八戸工大) ,  湯浅昇 (日本大) ,  新大軌 (島根大)
資料名： セメント・コンクリート  (Cement & Concrete)
号： 839  ページ： 26-34  発行年： 2017年01月10日 
JST資料番号： F0277A  ISSN： 0371-0718  CODEN： SKONA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： JCI-TC-141A「コンクリート中の気泡の役割・制御に関する研究委員会」に関して,発足の背景,委員会に設けられたWGの位置づけとともに,委員会で行った調査や実験等について,結果の一部を紹介している。委員会は,コンクリート中の気泡に改めて着目し,気泡の役割や効果,量と質の制御・管理技術について,文献調査と実験的検討を通して総合的に整理する事を目的として発足し,気泡の役割に関する調査研究,気泡組織の試験評価,泡制御技術に関して3WGを設けて活動した。活動内容の一部として,AE剤や消泡剤の役割や気泡の評価方法に関する調査結果,委員会が行った打込み・締固めの影響,測定者・測定機関による測定値の違いに関する実験,および実構造物の気泡組織の実態調査結果について紹介している。この他,委員会では使用材料,ミキサ種類,施工の各過程がの気泡分布に及ぼす影響について整理している。詳細な報告書がある。

シソーラス用語： *コンクリート ,  気泡 ,  *学協会 ,  *文献調査 ,  AE剤 ,  消泡剤 ,  締固め ,  *実態調査 ,  コンクリート工事 ,  *耐凍性 ,  係数 ,  *気泡径分布 ,  *試験
準シソーラス用語： *JCI ,  コンクリート施工 ,  気泡間隔係数 ,  *施工試験 ,  凍結融解抵抗性

分類 (2件)： モルタル,コンクリート  (RA06042H) ,  建築物の維持・管理  (RB01020X)

引用文献 (5件)：

• 坂田 昇,菅俣 匠,林 大介,橋本 学/中庸熱フライアッシュセメントを用いたコンクリートの耐凍害性に及ぼす凝結過程の空気量変化の影響, コンクリート工学論文集, Vol.22, No.3, pp.47~57, 2011
• 坂田 昇,菅俣 匠,林 大介,橋本 学/コンクリートの気泡組織と耐凍害性の関係に関する考察, コンクリート工学論文集, Vol.23, No.1, pp.35~47, 2012
• 神本英喜,石川浩三,内田美生/収縮低減剤を使用したコンクリートの凍結融解抵抗性, セメント・コンクリート論文集, Vol.54, pp.410~417, 2000
• 張友海,藤原忠司,小山田哲也,張英華/収縮低減剤を用いたコンクリートの耐凍害性を確保するAE剤の検討, コンクリート工学年次論文集, Vo.31, No.1, pp.1111~1116, 2009
• 竹内 節/吸着の化学, 産業図書, 1995

タイトルに関連する用語 (6件)： コンクリート ,  気泡 ,  役割 ,  JCI ,  研究 ,  活動