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J-GLOBAL ID：201202213189069643   整理番号：12A1338440

Ni(111)表面上のCOの低温吸着およびサイト転換過程

Low temperature adsorption and site-conversion process of CO on the Ni(111) surface

著者 (4件)： BENIYA Atsushi (Toyota Central R&D Labs., Inc., 41-1 Yokomichi, Nagakute, Aichi 480-1192, JPN) ,  ISOMURA Noritake (Toyota Central R&D Labs., Inc., 41-1 Yokomichi, Nagakute, Aichi 480-1192, JPN) ,  HIRATA Hirohito (Toyota Motor Corp., 1200 Mishuku, Susono, Shizuoka 410-1193, JPN) ,  WATANABE Yoshihide (Toyota Central R&D Labs., Inc., 41-1 Yokomichi, Nagakute, Aichi 480-1192, JPN)
資料名： Surface Science  (Surface Science)
巻： 606  号： 23-24  ページ： 1830-1836  発行年： 2012年12月 
JST資料番号： C0129B  ISSN： 0039-6028  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Ni(111)上での最上および中空サイトの間に吸着したCOの低温(25K)吸着状態およびサイト転換を,昇温吸着および赤外反射吸収分光法で調べた。脱着の活性化エネルギーおよび前指数関数因子は,ゼロ被覆の限界で,それぞれ,1.2eVおよび2.6×10¹³ s^-1と見積もった。低被覆で,CO分子は100Kより下で,中空サイトに優先的に吸着する。温度が上昇すると,最上サイトも占有される。van’t Hoffプロットを用いて,中空および最上COの間のエンタルピーおよびエントロピー差を,それぞれ,36meVおよび0.043meVK^-1と見積もられ,振動エントロピー差は0.085meVK^-1と見積もられた。正のエントロピー差は,最上COの低エネルギー妨害並進モードの結果であり,4.6±0.3meVと見積もられた。調和近似で,最上から中空サイトへのサイトホッピングの活性化エネルギーの上限は,61meVと見積もられた。さらに,架橋サイトを介する中空から中空へのサイトホッピングの活性化エネルギーは37meVより小さいと示唆された。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ニッケル ,  単結晶 ,  結晶面 ,  一酸化炭素 ,  *吸着 ,  *結合部位 ,  赤外反射吸収分光法 ,  脱着 ,  活性化エネルギー ,  解離エネルギー ,  平衡定数 ,  方程式 ,  エンタルピー ,  エントロピー ,  *一酸化炭素吸着 ,  van’t Hoff方程式
準シソーラス用語： *CO吸着 ,  *吸着サイト ,  脱着エネルギー ,  van’t Hoff式

分類 (1件)： 物理的手法を用いた吸着の研究  (CB12043P)

タイトルに関連する用語 (6件)： Ni ,  CO ,  低温 ,  吸着 ,  転換 ,  過程