特許
J-GLOBAL ID:201203017305231658

微量血液からの白血球ポピュレーション解析法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 廣田 雅紀 ,  小澤 誠次 ,  東海 裕作 ,  大▲高▼ とし子 ,  ▲高▼津 一也 ,  堀内 真
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-226542
公開番号(公開出願番号):特開2012-088055
出願日: 2010年10月06日
公開日(公表日): 2012年05月10日
要約:
【課題】微量の全血から簡易かつ迅速に白血球を回収することができ、さらに個々の細胞の表現型をも迅速に同定することができる、小型で安価な装置を用いた、白血球のポピュレーション解析方法を提供すること。【解決手段】微細加工技術を用いて直径数ミクロンの微細な貫通孔を高密度加工した白血球回収基板と、試料供給口・試料排出口を連通するマイクロ流路を接合・密封したデバイスの試料供給口から染色した全血サンプルを導入し、試料排出口から血液試料を吸引することで、全血中の白血球のみを選択的に貫通孔上に捕捉回収する。洗浄操作を行うことなく、微量な血液中に存在する全白血球をもれなく基板上に回収し、かかる基板領域内をスキャニングして細胞の観察像を取得し、免疫表現型を解析することで、各血球サブセットのポピュレーションを計測する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
以下の(a)〜(e)の工程を備えたことを特徴とする微量血液からの白血球ポピュレーションの解析方法。 (a)サイズ選択マイクロキャビティアレイにより全血試料中に含まれる白血球を選択的に捕捉することができるマイクロ流体デバイスを準備する工程; (b)全血試料に、血液凝固抑制剤としてカルシウムイオンをキレートする金属キレート剤と、蛍光染色試薬とを混入し、希釈する工程; (c)工程(b)で調製したサンプル液を、マイクロ流体デバイスに供給する工程; (d)マイクロ流体デバイスのサイズ選択マイクロキャビティアレイの微細孔に白血球を捕捉する工程; (e)白血球が集積化された領域内をスキャニングすることで白血球細胞の観察像を取得する工程;
IPC (2件):
G01N 33/49 ,  G01N 33/48
FI (3件):
G01N33/49 A ,  G01N33/48 K ,  G01N33/48 P
Fターム (7件):
2G045AA02 ,  2G045BB24 ,  2G045FA11 ,  2G045FB03 ,  2G045FB12 ,  2G045GA03 ,  2G045GC15
引用特許:
審査官引用 (4件)
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