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J-GLOBAL ID：201302259468179529   整理番号：13A1011066

精密核物理

著者 (12件)： 若狹智嗣 (九大 大学院理学研究院) ,  井手口栄治 (大阪大 核物理研究セ) ,  青井考 (大阪大 核物理研究セ) ,  秋宗秀俊 (甲南大 理工) ,  緒方一介 (大阪大 核物理研究セ) ,  小田原厚子 (大阪大 大学院理学研究科) ,  川畑貴裕 (京大 大学院理学研究科) ,  関口仁子 (東北大 大学院理学研究科) ,  民井淳 (大阪大 核物理研究セ) ,  松尾正之 (新潟大 大学院自然科学研究科) ,  矢向謙太郎 (東大 原子核科学研究セ) ,  野呂哲夫 (九大 大学院理学研究院)
資料名： 原子核研究
巻： 57  号： Supplement 2  ページ： 65-100  発行年： 2013年02月 
JST資料番号： G0084A  ISSN： 0367-4169  CODEN： GEKEA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 2010年9月に核物理懇談会総会で核実験・理論合同のプロジェクトとして承認され,同年11月より約1年半をかけてまとめられた「日本の核物理の将来レポート」の内,「精密核物理」分野に関わるレポート。同分野では,核力の理解,極限原子核の物性,原子核の多様な相の起源,ハドロン相の状態方程式の理解,直接反応の真の理解,の5つを主要なテーマと定め,総体として原子核の統一理論の構築を通して,核物質の物性の理解を目指す。各テーマの意義,最近の進展について述べた後,将来計画として,大強度・超高品質ビーム施設の建設・整備などを挙げる。他の分野との連携についても述べる。

シソーラス用語： *核物理学 ,  *核力 ,  変形核 ,  核分裂 ,  高スピン状態 ,  *クラスタ模型 ,  原子核模型 ,  巨大共鳴 ,  *中性子過剰核 ,  核物質 ,  状態方程式 ,  直接反応 ,  精密測定 ,  殻進化 ,  研究開発動向 ,  エネルギー準位 ,  励起状態
準シソーラス用語： αクラスタ模型 ,  核子相関 ,  研究動向 ,  *多核子移行反応 ,  不安定核

分類 (4件)： 核力  (BG02030O) ,  原子核模型  (BG02040Z) ,  核物質  (BG02050K) ,  核反応一般  (BG04010G)

引用文献 (52件)：

• [1] 堀内 昶,「21世紀、物理はどう変わるか」日本物理学会編 (裳華房,2002) p.162,
• [2] S. A. Coon and H. K. Han, Few Body Syst. 30, 181 (2001).
• [3] B. S. Pudliner, Phys. Rev. C 56, 1720 (1997).
• [4] J. Fujita and H. Miyazawa, Prog. Theor. Phys. 17, 360 (1957).
• [5] H. Witala et al., Phys. Rev. Lett. 81, 1183 (1998).

タイトルに関連する用語 (1件)： 核物理