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J-GLOBAL ID：201302245989358615   整理番号：13A1588268

黒潮続流水温前線が梅雨期の雲形成に与える影響

著者 (6件)： 川合義美 (JAMSTEC) ,  美山透 (JAMSTEC) ,  万田敦昌 (長崎大 水産) ,  飯塚聡 (防災科学技術研) ,  吉岡真由美 (東北大 大気海洋セ) ,  中村尚 (東大 先端科学技研セ)
資料名： 日本海洋学会大会講演要旨集
巻： 2013  号： 秋季  ページ： 38  発行年： 2013年08月30日 
JST資料番号： F0701C  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では2012年6月中旬と7月上旬に計4隻の観測船による集中観測を実施した。現場観測結果と領域モデルによる数値実験を組み合わせることにより,黒潮続流の水温前線が梅雨期の大気,特に雲形成に与える影響を調べた。7月3日には水温前線北側の冷水域では雲底高度が100m前後であったのに対し,南側の暖水域では南に行くほど雲底が高くなり,最下層が乾いている様子が捉えられた。数値モデルでSSTを水温前線周辺で平滑化した場合,しない場合に比べて雲水量の多い高度の南北差が小さくなった。南北方向のSSTの違いが,雲の形成される高度にも影響を与え得ることが現場観測と数値実験の両面から確認された。(著者抄録)

シソーラス用語： *黒潮 ,  雨季 ,  *雲形成 ,  高さ ,  *海面水温 ,  前線 ,  雲水量 ,  数学モデル ,  実験
準シソーラス用語： 雲底高度 ,  *黒潮続流 ,  水温前線 ,  数値モデル ,  数値実験 ,  梅雨季

分類 (1件)： 雲と降水の微物理  (DC05110M)

タイトルに関連する用語 (4件)： 黒潮続流 ,  水温前線 ,  梅雨期 ,  雲形成