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J-GLOBAL ID:201402249369916556   整理番号:14A0161058

L10型規則構造を持つ磁性合金薄膜の構造解析

Structure Analysis of Magnetic Alloy Thin Film with L10 Ordered Structure
著者 (3件):
資料名:
巻: 113  号: 345(MR2013 26-34)  ページ: 27-32  発行年: 2013年12月05日 
JST資料番号: S0532B  ISSN: 0913-5685  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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強い垂直磁気異方性を持つL10型規則合金膜を形成するためには,磁化容易軸であるc軸の方位制御と高規則化が必要である。しかしながら,(001)配向の多結晶下地層,もしくは,単結晶基板上に膜形成を行うと,c軸が面直に向いたL10(001)結晶に加え,c軸が面内に存在するL10(100)結晶が混在する可能性がある。本研究では,反射高速電子回折(RHEED)およびX線回折(XRD)によるL10磁性合金膜の詳細な構造解析法を検討した。逆格子マップ測定(RHEED),極点図形測定(XRD),および,面直と面内格子測定(XRD)を用いたそれぞれの場合におけるc軸方位決定法を調べた。また,混在結晶を考慮した上で,規則度を算出した。面外および面内パターンにおける(001)超格子反射は,それぞれ,L10(001)およびL10(100)結晶の形成に対応しており,基本反射と強度を比較することによりそれぞれの結晶の正確な長距離規則度を求めた。そして,各結晶の体積比を考慮することにより膜全体での規則度を計算した。更に,代表的なL10磁性合金膜材料(FePt,CoPt,FePd,MnAl,FeNi,FeAu,FeRh)に対する規則度計算の簡略法を提案した。超格子と基本反射の強度比および格子定数6の2つのパラメータのみで算出が可能であり,正確な値との誤差は数パーセント以下であることが示された。(著者抄録)
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分類 (2件):
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磁性材料  ,  電子・磁気・光学記録 
タイトルに関連する用語 (3件):
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