抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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木造住宅の劣化時構造性能に関する研究の一環として,合板耐震壁の釘接合部試験体を高温湿潤養生により発錆させ,せん断実験を行なった結果,以下の知見を得た。1)釘の発錆進行に伴い,その破壊モードは引抜けからパンチングアウトに変化する。2)劣化初期における性能変化は釘の劣化度により,劣化後期の性能変化は釘重量,頭径,胴径残存率によって把握できる。3)耐力壁の評価指標であるPu×0.2/Dsは劣化初期から減少傾向を示し,2/3PmaxおよびP
3.8は劣化進行に伴い一旦増加の後,減少する。4)現段階における釘の劣化状況把握は不十分であり,防水性の強化や壁体内通気の確保に対する配慮が望ましい。