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J-GLOBAL ID：200902222014320827   整理番号：09A1108222

Mn-Znフェライト磁性微粒子の合成とその高周波特性

著者 (1件)： 田村拓郎 (群馬大)
資料名： 群馬大学アドバンスト・テクノロジー高度研究センター年報  (Annual Report of GU-ATEC)
号： 13  ページ： 68-71  発行年： 2009年09月 
JST資料番号： L6814A  資料種別： 年次報告 (Y)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： Mn-Znフェライトの磁性微粒子を合成することを研究の目的とした。NaOH水溶液中にMnCl₂,ZnCl₂およびFeCl₂を加えて共沈させてできた沈殿物を,大気中,1200°Cで熱処理してMn-Znフェライト磁性微粒子の合成に成功した。XRDによりこのことを確かめ,粒径の熱処理時間依存性およびSEMにより粒子像を観察した。飽和磁化は熱処理条件に依存しない値を示すことが磁気ヒステリシス曲線を観測して分かった。熱処理温度を1200°Cから1400°Cに増加すると,GHz領域までの高周波透磁率は減少し,共振周波数は500MHz程度で変化しなかった。

シソーラス用語： 微粒子 ,  共沈 ,  後熱処理 ,  X線回折 ,  走査電子顕微鏡 ,  電子顕微鏡観察 ,  飽和磁化 ,  磁気ヒステリシス ,  *透磁率 ,  *共振周波数 ,  磁化特性 ,  渦電流 ,  *マンガン亜鉛フェライト ,  *磁性微粒子
準シソーラス用語： Scherrerの式 ,  *高周波特性

分類 (2件)： 酸化物結晶の磁性  (BM06050E) ,  磁性材料  (NA04040H)

タイトルに関連する用語 (5件)： Mn ,  Zn ,  フェライト ,  磁性微粒子 ,  高周波特性