抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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近年,人間の形状,動作を複数台のビデオカメラを用いて簡易にコンピュータ上に再現する研究がさかんに行われている。より精密に形状を再現するために,照明を用い,陰影情報から形状を推定する手法があるが,複数台のビデオカメラに同時に照明環境を与えることは難しく,照明環境を変えながらカメラで撮影することにより,陰影情報を得る先行研究もあるが,動的な立体形状の再現は出来ない。本研究では,8台のビデオカメラを用い,それぞれのカメラで撮影される陰影情報を元に,動的な人体モデリングを行う手法を提案する。複数のカメラに同時に陰影情報を与えるため,波長別の照明を複数用意し,得られた撮影画像から,特定の照明に対応する陰影部分だけを取り出せるようにする。その陰影情報を,照明環境,反射特性から物理的に計算される値と比較することにより,動的な被写体に対する精密な形状再現を実現する。(著者抄録)