文献

J-GLOBAL ID：200902253162865487   整理番号：08A0692646

1次元マルチホップ無線網における経路選択手法のETXの近似解析手法の評価

Evaluation of an Approximate Method to Compute ETX of Routing Algorithms in One-Dimensional Multi-Hop Wireless Networks

著者 (5件)： 松田悠也 (新潟大 大学院自然科学研究科) ,  中野敬介 (新潟大 大学院自然科学研究科) ,  宮北和之 (新潟大 大学院自然科学研究科) ,  仙石正和 (新潟大 大学院自然科学研究科) ,  篠田庄司 (中央大 理工)
資料名： 日本シミュレーション学会大会発表論文集
巻： 27th  ページ： 143-146  発行年： 2008年06月19日 
JST資料番号： X0291B  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： マルチホップ無線ネットワークとは,端末間を他の複数の移動端末の中継により接続するネットワークである。端末間の直接通信機能および中継機能により実現される。このネットワーク技術を用いることにより,移動端末だけで構成されるネットワークを,無線アドホックネットワークと言う。本論文は,リンクや経路の評価指数としてETX(Expectied Transmission Count)を提案した。リンクのETXは,パケットが正確に受信されるまでの(再送を含めた)平均送信回数で定義される。経路のETXは,経路に含まれる全てのリンクのETXの和で表される。本稿では,1次元マルチホップ無線網において,次の3つのルーチング方法における経路ETX解析を行う。1)最長経路ルーチング,2)最短経路ルーチング,3)最適経路ルーチング,である。

シソーラス用語： *通信中継 ,  *通信網 ,  *無線伝送 ,  中継装置
準シソーラス用語： マルチホップ ,  *マルチホップネットワーク ,  *中継器 ,  無線網

分類 (2件)： 無線通信一般  (ND08010L) ,  移動通信  (ND08030H)

引用文献 (5件)：

• 間瀬. アドホックネットワーク. 信学誌. 2001, 84, 2, 127-134
• COUTO, D. S. J. D. A High-Throughput Path Metric for Multi-Hop Wireless Routing. ACM MOBICOM 2003. 2003
• 森岡. マルチホップ無線ネットワークにおける経路品質の解析. 信学技報. 2007, CAS2007-70, 17-22
• 宮北. 格子状マルチホップ無線ネットワークにおける経路ETXの解析. 信学技報. 2008, CAS2008-100, 37-42
• 津野. ランダム・ウォーク-乱れに潜む不思議な現象. 2002

タイトルに関連する用語 (7件)： 1次元 ,  マルチホップ無線網 ,  経路選択 ,  手法 ,  近似 ,  解析手法 ,  評価