特許
J-GLOBAL ID:200903061769274388
分画装置
発明者:
,
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
高橋 明夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-102561
公開番号(公開出願番号):特開平9-288052
出願日: 1996年04月24日
公開日(公表日): 1997年11月04日
要約:
【要約】【目的】 電極から発生する気泡を抑制する機能を有する超音波輻射圧と静電場とを組み合わせた微粒子分画装置を提供すること。【構成】 微粒子を含む流体を流す管壁31、32と、この管の中に定在波6を発生させる超音波振動子41、42と、作用電極と対極の二つの電極板51、52とからなる。液体中の微粒子15等の溶質を超音波輻射圧と電磁力との拮抗によって分画させる。二つの電極板51、52に加える電圧は、管壁31、32中に導入した参照電極7を用いて、これを基準電位として電位制御装置部14を用いて制御し、これら二つの電極51、52の電位を気泡が発生しない最大電位に一定に保つ。
請求項(抜粋):
分画させたい微粒子を含む流体をおさめる容器と、前記容器に沿って配置された一つあるいは複数の超音波発生源と、前記超音波発生源の超音波振動子各々から特定の周波数、特定の強度、特定の位相差の超音波、あるいはこれらを重ね合せたものを発生させるための超音波発生制御部と、前記容器中に配置された容器中に電場を発生させるための対となる2つの電極および前記2つの電極の容器流体中での電位を測定するための第3の電極と、これら3本の電極の電位差を測定し調節する手段と、前記対となる2つの電極の間を流れる電流の大きさを測定する手段とよりなり、前記3本の電極の電位差を測定し調節する手段は前記対となる2つの電極の電位を溶液中で気泡が発生しにくい電位に保つとともに、前記超音波発生制御部は前記対となる2つの電極の電位差の変化に応じて超音波エネルギー密度を変化させ両者の比を一定に保つように制御することを特徴とする分画装置。
IPC (4件):
G01N 15/00
, B01D 43/00
, B01J 19/10
, G01N 1/28
FI (4件):
G01N 15/00 Z
, B01D 43/00
, B01J 19/10
, G01N 1/28 T
前のページに戻る