特許
J-GLOBAL ID:200903066767046410

散乱媒質中微量成分濃度の無侵襲測定法およびその装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-318154
公開番号(公開出願番号):特開2006-122579
出願日: 2004年11月01日
公開日(公表日): 2006年05月18日
要約:
【課題】血糖値を無侵襲に近赤外光の吸収係数によって測る事は、生体の大部分を占める水の吸収が大きなバックグラウンドとして存在する事と、生体組織および血液中の微少散乱体による多重散乱による検知器への回り込み光の為、非常に難しい。微小散乱物体を含む媒質からなる散乱構成体中において、媒質中に含まれる微量物質の濃度を測定する事は困難である。【解決手段】微小散乱物体を含む媒質からなる生体中血液のような散乱構成体中においては、散乱係数が微量物質の濃度に敏感に依存する。従って散乱構成体中に含まれる微量物質の濃度を散乱係数の変化によって測定する事ができる。そこで、本発明では、近赤外プローブ入射光の偏光状態を変調し、これを同期検出する事によって入射光の偏光状態を保存している成分のみを透過光中から選択的に検出する構成を用いて、高い精度で血糖値などの散乱構成体中に含まれる微量物質の濃度を測定する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
血液中のグルコース濃度を、生体の光に対する散乱係数のグルコース濃度依存性を利用し、プローブ入射光の偏光状態を保存している成分のみを透過光中から選択的に検出することによって、高い精度で測定する血糖測定法。
IPC (3件):
A61B 5/145 ,  G01N 21/21 ,  G01N 21/47
FI (3件):
A61B5/14 310 ,  G01N21/21 Z ,  G01N21/47 Z
Fターム (22件):
2G059AA01 ,  2G059BB13 ,  2G059CC16 ,  2G059DD13 ,  2G059EE01 ,  2G059EE02 ,  2G059EE05 ,  2G059GG01 ,  2G059GG02 ,  2G059GG03 ,  2G059HH01 ,  2G059HH06 ,  2G059JJ18 ,  2G059JJ19 ,  2G059JJ24 ,  2G059KK02 ,  2G059NN10 ,  4C038KK10 ,  4C038KL05 ,  4C038KL07 ,  4C038KM01 ,  4C038KX04
引用特許:
出願人引用 (9件)
  • 特許公開平11-216131「無侵襲血糖値計測装置」
  • 特許公開2000-189404「血糖測定方法及びその装置」
  • 特許公開2000-258343「血糖測定方法及びその装置」
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審査官引用 (7件)
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引用文献:
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