抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【目的】痙性脳性麻痺での頭皮針療法プラス身体針療法の治療効果と骨密度および血液中の微量元素Ca,Cu,ZnおよびFeへの影響を痙性脳性麻痺の子供について観察した。【方法】80人の痙性脳性麻痺の子供をランダムに観察グループと対照グループに分け,それぞれ40ケースとした。観察グループの治療を頭皮針療法プラス身体針療法で身体療法と能率療法を組み合わせた療法である。また,対照グループは簡易身体療法および能率療法で治療し,一日一回,3コースについて,30日間1コースとした。骨密度と微量元素の変化の比較を治療前後で行った。【結果】総実効率は87.5%が観察グループでの結果で,67.5%が対照グループでの結果で,明らかに2のグループで有意差があった(P<0.05),即ち,治療後では,骨密度と血中のCa,Cu,ZnおよびFe量が2つのグループで有意に増加した(P<0.05,P<0.01)が,観察グループは対照グループより優位な結果となった(P<0.05,P<0.01)。【結論】頭皮針療法プラス身体針治療は身体療法と能率療法を結合したもので骨密度および微量元素の改善に効果があることが痙性脳性麻痺の子供に見られ,痙性脳性麻痺に決定的な治療効果をもつことが判った。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST