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J-GLOBAL ID:200902296498516430   整理番号:09A0817634

災害復興公営住宅における「孤独死」の発生実態と居住環境の関係 阪神・淡路大震災の事例を通して

THE RELATIONSHIP BETWEEN THE ACTUAL CONDITIONS OF “ISOLATED DEATH” OCCURRENCES AND RESIDENTIAL ENVIRONMENTS IN DISASTER RESTORATION PUBLIC HOUSING: Case of the Great Hanshin-Awaji Earthquake
著者 (3件):
資料名:
号: 642  ページ: 1813-1820  発行年: 2009年08月30日 
JST資料番号: Y0894A  ISSN: 1340-4210  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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阪神・淡路大震災の災害復興公営住宅において発生した「孤独死」に着目し,その実態と居住環境特性との関係把握を試みるものである。調査の方法は兵庫県監察医医務室の死体検案書及び警察による死体発見報告書をデータとし,1995年~2003年までに復興住宅入居者のうち,独居で自宅内において単独で死亡したケース190件を事例として分析した。以下の知見を得る。1)復興住宅での「孤独死」は高齢者に限らず,また増加傾向にある。2)発見されにくい孤独死が増えてきている。3)居住環境は,就業状況やアルコール依存の傾向と相互干渉し,経過時間に対する相乗作用を持つ。4)大規模,高層という居住環境は,社会との接点を持ちにくい被災者に致命的な影響を与える場合がある。
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分類 (2件):
分類
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住宅問題  ,  自然災害 
引用文献 (8件):
  • 1) 塩崎賢明・田中正人・目黒悦子・堀田祐三子:災害復興公営住宅入居世帯における居住空間特性の変化と社会的「孤立化」 阪神・淡路大震災の事例を通して,日本建築学会計画系論文集,NO.611,pp.109~116,2007.1.
  • 2) 塩崎賢明・田中正人・堀田祐三子:被災市街地における住宅・市街地特性の変化と居住者の「孤立化」に関する研究 尼崎市築地地区の市街地復興事業を通して,日本建築学会計画系論文集,NO.605,pp.119~126,2006.7.
  • 3) 末村岳史ほか:木造密集市街地におけるコミュニティ住宅供給による近隣づきあいの変化に関する研究,第35回日本都市計画学会学術研究論文集,pp.19~24,2000
  • 4) 田中正人・塩崎賢明・堀田祐三子:被災市街地における住宅・市街地特性の変化と近隣関係の継承に関する研究 芦屋市若宮地区の事例を通して,神戸大学大学院自然科学研究科紀要,Vol.25B,pp.139~148,2007
  • 5) 田中正人:被災市街地の復興過程におけるコミュニティの分解と再生に関する研究 「社会的孤立」の発生要因の分析を通して,神戸大学博士論文,2007
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