抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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コナラの直径-辺材率関係の地域差を調べるため,東京大学愛知演習林犬山研究林(犬山),東京大学愛知演習林赤津研究林(赤津),石川県津幡町(石川津幡),京都大学上賀茂試験地(上賀茂),京都大学芦生研究林(芦生)の計219本のコナラ個体の直径と辺材率を求め,両者の関係を検討した。その結果,小径木では石川津幡・赤津よりも犬山・上賀茂・芦生で辺材率が低く,赤津・犬山・上賀茂・芦生は大径木になるほど辺材率の減少が著しかった。また上賀茂と芦生の辺材率は,小径木から大径木まで犬山と差が認められなかった。既報によると犬山でナラ枯れが激しかったことから,上賀茂と芦生の枯死率も犬山同様に高いことが予想された。(著者抄録)