抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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家庭犬と飼い主の間に豊かで愛情に満ちた関係を築くには,一定のしつけ訓練が必要である。不十分,あるいは,誤ったしつけにより引き起こされる問題行動は飼い主の日常生活を不便にするだけではなく,器物の破壊・汚損や咬傷事故につながり,犬自身の福祉にも影響を及ぼす。家庭犬のしつけ訓練に関する学習心理学的行動原理の知識を測定するために,子どもの行動変容の原理に関する親の知識を査定する目的で開発されたKBPACを手本に,23門の多肢選択質問用紙KBPADを作成した。得られたデータを分析したところ,KBPADは高い内的整合性(Cronbachのα係数.827)と,行動原理に関する知識の異なる人々を識別できるに足る十分な弁別的妥当性を有していることが明らかとなった。飼い主の行動原理に関する知識を測定するための方法として利用できることが分かった。