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J-GLOBAL ID:201302224636831972   整理番号:13A0362449

農業の意思決定サポートに関するセンサーとしてのYouths(ユース;子供)によるフィールドと気象モニタリング

Field and Weather Monitoring with Youths as Sensors for Agricultural Decision Support
著者 (9件):
資料名:
巻: 21  号:ページ: 65-75 (J-STAGE)  発行年: 2012年 
JST資料番号: U0117A  ISSN: 1881-5219  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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ベトナムでは,稲作の改善,環境保全のため,地方の農民のための正確で継続的な農業工学的な指導が必要であるが,成人の低い識字率の問題があり,また,情報が十分普及していないなどの問題がある。問題を解決するために,Youth Mediated Communication(YMC)モデルに基づくYMC-ベトナムプロジェクトを提案した。その中では,ユースが,遠い場所の地方の農民と農業専門家の間でのコミュニケーションを仲介する。しかし,一方的に問題を農民から抽出し,指導するだけでは不十分である。農業専門家に地方でのデータを提供することによって,アドバイスをさらに最適化することができる。したがって,正確にローカルな環境状態を把握し,稲の成長状況を把握するための情報収集が不可欠である。しかし,対象地域の気象観測所はなく,環境に関する情報は極端に不足している。加えて,地域の農業専門家は極めて少なく,圃場の状況を把握することはほとんど不可能である。したがって,ここでは,天気およびフィールド・センサーとしてユースに定期的に環境および圃場の状況を集めるてもらう方法を考案し,その収集データを農家の意思決定のために利用し,有効性を確認した。収集した情報に基づく,フィールド成長状況について,農業専門家に明らかにし,作物栽培法を作成し,それを利用した。実験の結果,ユースは,温度と湿気測定および気象観測の必要条件の85パーセント以上を満たしていた。また,農業意思決定サポートにおける収集したデータと記録の利用は,農業専門家により高いポテンシャルをもたらした。さらに,ユースは異常と弱点の探知器として機能していることが確かめられた。ここでは,ベトナムにおける,農業を支援するための情報を集める観点からセンサーとしてのユースの有効性について紹介した。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
農業経済,農業経営  ,  稲作  ,  自然保護 
引用文献 (23件):
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